【7】筑西市コミバスルートでプチ旅行 | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

(【6】からのつづき)

スーパートレインスタンプラリーのコンプリート翌日、朝食バイキングとシャワーを済ませてからゆっくり小山駅前のホテルを出て、水戸線で下館に移動。


到着すると、向いのホームに真岡鉄道のSLが停まっており、5分ほどすると控えめな警笛を鳴らして発車していった。

改札を抜けると、今日のイベントに参加の10数人が待っており、幹事のJMさんや、昨年行われた「バス停ラリーIN土浦」参加の際に知り合った方にご挨拶。

ちなみにバス停ラリーIN土浦の時の模様はこちら。 

今回も公共交通機関としてのバスの役割再認識などを目的に、筑波山に近い筑西市や桜川市を走るコミュニティバスの路線を辿りながら、沿線の魅力を発見するという企画。


まずは、「筑西市道の駅循環バス」のルートで「道の駅グランテラス筑西」を目指すが、バスはわれわれの貸切車両として用意された関鉄パープルバスのエルガミオ。

このバスのチャーター料には筑西市の公共交通機関利用促進関連の助成金が活用されているとのことで乗車料金は無料。

ありがたく乗せていただき、最後部席で人通りの少ない下館の街並みを眺めていると、10分ほどで道の駅に到着。

ここで約40分のフリータイムが取られているので、パン屋さんに入りフィッシュフライサンドとコーヒーのランチを済ませ、念のためセイコーマートで手作りの塩鯖おにぎりとペットボトルのお茶を買っておく。
集合時間5分前には全員集まって、先ほどと同じ席に収まると、バスはグランテラス筑西を発車し、今度は筑西市広域連携バスのルートを辿り筑波山口まで約40分の道のり。

グランテラスでは遠くに見えていた筑波山が次第に大きくなってきて、稜線がくっきり見えるようになる。
途中、要所ごとにJMさんの案内が入るし、参加者の多くを占める茨城県ご出身の方々が私の質問に丁寧に答えて下さるので、あまり馴染みのない筑波山麓のことを色々知ることができる。

近年とみに評価の上がっている日本酒「来福」の酒蔵さんの脇を通る時には、思わず停車ボタンに手が伸びかけたが、貸切バスなのでそれは御法度。最寄りバス停を知ることができたので、また機会を改めて訪れたい。

いよいよ筑波山が眼前に迫ってきたなぁ、と口を半開きで山頂付近を見上げていると、筑波山口に到着。

ここでも50分ほどフリータイムが設けられているので、バスの行き先表示撮影(いわゆる幕回しタイム)に興じる皆さんと離脱し、私にとってのメイン目的地に向けて坂道を登りはじめた。
(つづく)