「禊・祓い」今、日本人に一番大切な事　商売繁盛の神様「えびす様」の総本社西宮神社

えびす宮の総本社「西宮神社」では、「万度祓い」と言って、毎朝、神職や職員、参拝者と共に大祓詞を奏上しています。

禊と祓いの違いとは？
禊（みそぎ）というと、どのようなイメージがありますか？
滝に打たれる、、冬の寒い時に海や川に入る、、、
何か悪い事をした時に辛い行を行う？

水で洗い流すようなイメージと、禊は身禊と書く事もあるように、身を削ぐように、痛みを伴いながら深い部分から出す！
という感じ、自力的な感じがしませんか？

それに対して「祓う」とは、風のようにサッと外面から掃う
他力的に神主さんに祓い幣（はらいぬさ）でお祓いをして貰う
他力的なイメージがありませんか？

自力と他力を組み合わせ、自分自身を清らかにしておく
日本人の、古来からの習慣、伝統、文化なのです。

夏越しの大祓で半年間の罪穢れを祓う！
6月と言えば「夏越しの大祓」ですね。
この半年間で溜まりに溜まった「罪、穢れ」をキレイさっぱりと祓う！

社会の中に存在する「邪気・悪気」の影響で日々穢れ（氣枯れ）ていきます。
テレビをつけるだけで、その周波数の影響を受けてしまいます。
不安・恐怖・怒り・他人に対する攻撃・・・
民族や国家同士の争い・・・

今は世界中で、不調和のエネルギーが発せられ、充満しています。

私達は肉体を持っているだけでも、自我が発生するので、常に穢れて行きのに、今はものすごい勢いで穢れていると言っても過言ではありません！！

なので、今一番必要なのは「禊と祓い」ではないのかと思うのです。
自分自身をクリアーにする！
様々な業想念をクリアーにして、本来あるべき自分自身で在る！

本来あるべき自分自身に戻る方法の一つが、「禊・祓い」なのです。

祓いに始まり祓いに終わるというように、禊、祓いを大切にする心の根底には、日本人の神様感が存在しているのです！

そもそも日本人の神様感って？？

日本人にとって神様ってどんな存在なのでしょう？

先ずは「宇宙のエネルギー」です。
宇宙の中心を、天之御中主大神（あめのみなかぬしのおおかみ）
陰陽のエネルギーを、高皇産霊神（たかみむすひのかみ）神皇産霊神（かむみむすひのかみ）といい
太陽は天照大神、月は月読尊というように、宇宙の働きエネルギーを神と云っています。

そして、雷、雨や風、水の流れや潮の流れなどの自然現象
木や岩をはじめ全てのものに神が宿る
「八百万の神」といって、自然の中で生かされていると感じていた

私達の先祖や先人も神として祀り、私達自身も、宇宙の中心である「天之御中主大神」からの分御霊、私達も全ての人が神だという概念の元に生きて来たのです。

私もあなたも尊い存在、神様を宿した存在なのですよという事が根底にあるのです。

なので、身禊いで祓って神の状態をキープする事
全てを祓い浄める、手放すことにより、自分自身の神我を現す事を常にやってきたわけです。

和の成功法則を実践する！
西洋的な成功法則は、資格やテクニック、知識で武装して相手と戦って勝つ、力の強いものが勝つ奪い合いの要素が強い

和の成功法則は、自分思っている不安や恐怖、不平、不満、怒りや競争心を祓い浄め、神我が顕現した状態で行動するから、すべてが上手くいくという考えがベースになっているのです。

自分自身を身禊、祓い、エネルギーの流れを良くするのです
流れとは、流（りゅう）＝龍そのもの

肉体的には、血流を良くする、気の流れを良くする

自分自身の龍のエネルギーを顕現させ、
健康で在ると共に、経済、お金の流れを良くする！

商売繁盛の神様　えべっさんは
自分の中の龍を目覚めさせよ！！！
と言ってました。

あなたも、自分自身の龍のエネルギーに気付いていきませんか？

神池から拝する本殿

神社は元々氣の善い所に建っていて、本殿から天に向かって光の柱が立っています。
そこに意識を集中して祈る事も出来るのです。

こちらは伊勢神宮の遥拝所です。
今日は曇りでしたが、いつもは鳥居の上から太陽の光が降り注いでいます。
「あ・ま・て・ら・す・お・ほ・み・か・み」と十言咒（とことのかじり）をこちらで唱え、天照大御神のエネルギーを感じています。

こちらは松尾神社　本来は酒造りの神様を祀る神社です。
西宮は宮水、灘五郷として酒造りの盛んな土地柄でもあります。

しかし、こちらの祭神は
大山咋神、住吉三神、猿田彦命を祀っていて、
祓いと導きのエネルギーに満ちています。

奥の鎮守の杜がいつも癒しのエネルギーを送ってくれます。
乱れた氣を元に戻し、元氣にしてくれる杜なんですよ。