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地デジチューナーカード「IO DATA GV-MVP/VS」のレビュー・評価・感想など

クレバリーeショップのメールマガジン にレビューが載っていた、オススメの地デジ対応テレビチューナーカード「GV-MVP/VSをご紹介。既存製品と比較して高い評価を得ている上に、価格は2万円を大きく下回る、超お買い得プライスということで「GV-MVP/VS 」は自作パソコン向けの定番の地デジチューナーカードになりそうな予感?

IO DATA(アイオーデータ)の地デジチューナーカード「GV-MVP/VS」の画像
IO DATA(アイオーデータ)の地デジチューナーカード「GV-MVP/VS」


IO DATA(アイオーデータ)の地デジチューナーカード「GV-MVP/VS 」は、3波(地上/BS/110度CSデジタル)対応のTVキャプチャボード。地上デジタル放送に加え、BSデジタル・110度CSデジタル放送のハイビジョン映像をパソコンで視聴・録画して楽しめる、とのこと。

※あくまでテレビキャプチャボード(キャプチャカード)であって、ビデオを接続・ダビングできる「ビデオキャプチャカード(ビデオボード)」ではないようなので、ご注意を(入力端子部分に注目)。


その他の主な仕様・特長は、以下の通り:

■省スペース、コンパクト設計

  • インターフェースはPCI Express x1
  • LowProfile(ロープロファイル)対応。スリムPC、省スペースパソコンにも使用可能。
  • 1スロット型、すなわち、キャプチャーカード本体の「お尻」の部分にキャプチャーカード本体を挿入する形状=1スロットを占有するだけ(「B-CASスマートスロット構造」) ※既存製品では、キャプチャーカード本体+B-CASカード差し込み部分で、合計2スロットを占有する。

■パソコンでテレビを楽しむための機能が満載。

  • おまかせ録画」で、多彩な番組を録りまくる。
  • CM自動検出機能」で簡単に編集して、BD・DVDに保存する
  • ダビング10対応BDムーブ対応(ダビング10番組のコピー/ムーブに加え、コピーワンス番組のムーブにも対応)。
  • 録画した番組はBD・DVDにダビングして、家庭用プレーヤーで再生可能
  • 録画した番組をネットワーク配信し、離れた部屋のテレビでも楽しめる。

■その他

  • Windoew Vista 64ビット版に対応
  • ちょっと古めのパソコンでもCPU負荷を低減する「Netbookモード」搭載
  • 価格は2万円を大きく下回る、超お買い得プライス

これからPC地デジキャプチャーを始めたいと思っている人にも、既に地デジ専用モデルを持っていて、買い換えを検討中という人にも、この『GV-MVP/VS 』は、オススメの最新最強キャプチャーカードといえそうですね。

【参考リンク】
地デジチューナー特集(クレバリーのページ)
→地上デジタル放送の基礎知識ほか、地デジチューナー、周辺機器、ワンセグチューナーの紹介なども。
価格.com - IODATA GV-MVP/VS 価格比較
→実際に購入した人の使用レビューや評価、感想などをチェックできる。
地デジ対応TVキャプチャ|GV-MVP/VS|概要|TV・ビデオキャプチャ・オーディオ|IODATA アイ・オー・データ機器
→メーカーの製品紹介ページ。概要、商品特徴、仕様など確認できる。
「地デジ相性チェッカー」使い方|地デジ総合サイト|アイ・オー・データ機器 パソコン周辺機器メーカー IODATA
使用しているパソコンの地デジ対応状況を3ステップで簡単に確認できる 「地デジ相性チェッカー」をダウンロードできる。パソコンで地デジを観るために必要なものが、スグにわかるとか。

「クレバリーeショップ・ウォッチ」のコンセプト・紹介文(ブログのリニューアル)

本ブログ「クレバリーeショップ・ウォッチ 」は、自作パソコン・PCパーツのインターネット通販ショップ「クレバリーeショップ 」で販売されている商品を独断と偏見で取り上げ、その商品・パーツの紹介文・レビュー・評価・感想などを掲載していこう! というブログです。


クレバリー」とは、東京・秋葉原で3店舗(1号店/2号店/インターネット館)を展開している、自作パソコン・PCパーツショップ(2009年07月現在)のこと。取り扱っているのは、パソコンパーツをはじめ、BTOパソコン・ノートパソコン・PCソフトそして家電など。「クレバリーeショップ 」は、このクレバリーが運営するインターネット通販ショップというわけです。


もともと当ブログは、トラフィックゲートのブログコンテスト 用に開設したブログ。『未来のBTOパソコンとは? for クレバリー』という名前で公開していました。ブログのテーマは、『自作パソコンパーツショップ「クレバリー」のBTOパソコンを例に、BTOパソコンの未来像について考える』というものでした。


しかし、「クレバリー賞」をもらうこともなくブログコンテストが終了。以後、更新することもないまま、長らく放置状態……それをふと思い出し、このままにしておくのも何かもったいない? 気がしたので、今回、「クレバリーeショップ・ウォッチ」として、リニューアルしてみました。


クレバリーの通販サイト、メールマガジン、ブログなどをチェックしながら、最新の自作パソコン・PCパーツの話題や情報などを自分自身がメモする感覚で、このブログに記事を投稿していこうかと考えています。


最後になりますが、当ブログ管理者であるワタクシは、クレバリーeショップ とは何の関係もない(社員やその家族ではない)、単なる一ファンだったりします。この点、あらかじめご了承下さい。

BTOパソコンの未来像

大手メーカー製パソコンが家電化しつつあるという。これに対し、BTOパソコンは今後どのような展開を図ればよいだろうか? 私の個人的な考えでは、「AV機能搭載モデル」「女性ユーザー」「ブランド化」が、今後の展開のキーワードになると思われる。つまりそれは、個性的なBTOパソコンの登場を期待している、ということである。


まず「AV機能搭載モデル」について。

大手メーカー製パソコンの家電化とは、具体的には「AV家電化」といえる。“スタイリッシュ”、“省スペース一体型”、“テレビとしても使える大型液晶モニタ&AV機能の充実”などが、その特徴だ。パソコンの家電化とは、「パソコンがデザイン性に優れた省スペース一体型かつ充実したAV機能を持ったAV家電になること」なのである。

特に注目すべきなのが、充実したAV機能である。美しいテレビ映像、便利な録画・再生機能、DVDや音楽あるいはデジカメ写真など、AV機能の楽しみ方を大きくアピールしているのが、最近の大手メーカー製パソコンの特徴である。

では、実際の売れ行きはどうなのか? 例えば、BCNランキングの最新ランキングでは、こうしたAV機能を搭載した大手メーカー製パソコンは、売れ筋ランキングの上位を占めている。もっとも、イーマシーンズなど基本機能に徹した低価格パソコンと人気を二分している感もある。それでも主流は、やはり「AV機能搭載モデル」といっていいだろう。

したがって、BTOパソコンについても、やはりAV機能を強化した「AV機能搭載モデル」を用意すべきであるといえる。実際、デルなど大手BTOパソコンベンダー(売り手)も、AV機能搭載モデルをそのラインナップに取り入れている。こうした傾向に未対応のベンダーも、今後早急にAV機能を充実させたモデルやシリーズを投入したほうがいいだろう。

この場合、とくに重要なのは「静音化」である。そもそもBTOパソコンである以上、AV機能をオプションで選択すれば、AV機能搭載モデルなど必要ないという考えもあるかもしれない。しかし、それではAV機能の楽しむのに欠かせない「静音性」が確保されるだろうか? せっかくのAV機能も、パソコンの騒音が大きければ台無しである。これではユーザーの支持は得られない。ここに、「AV機能搭載モデル」をわざわざ用意する意味がある。静音はオプションではなく必須条件と考えるべきだろう。


次は、「女性ユーザー」について。

これからのBTOパソコンは、もっと女性ユーザーを意識したほうがよい。現状では、アピールしているのは低価格か、あるいはハイパフォーマンスのどちらか。ユーザーの性別についてはあまり意識していない。そう、女性ユーザーに特化したBTOパソコンがないのである。

しかし、女性ユーザーは今後ますます増えていくと予想される。現に、自作パソコンパーツショップの店舗では、以前は皆無だった女性客を目にすることも多いはずである。そうした、いわば新規客層である女性ユーザーを意識した商品あるいはPR方法を考えることは、当然、重要となってくる。

実際、大手メーカーは女性を意識している感がある。例えばデル。デルのCMに登場するのは、女性が多い。CMの中では、女性がデルのパソコンを楽しそうに使っている。そうした姿を見せることで、「女性ユーザーにもこんな風に手軽に(デルの)パソコンを使って欲しい」とアピールしているのではないだろうか?

もちろん、現状では女性向けに特化したBTOパソコンを出すことは難しいだろう。パーツに関していえば、女性ユーザー向けの魅力的なパーツというのがないと思われる。しかし、女性ユーザーを意識するのとしないのとでは、今後の商品開発やPR方法が大きく違ってくるはずである。

例えば、ケースの大きさあるいはカラーバリエーションにこだわりをみせるというのは? ショップオリジナルを作ることはできないのだろうか? それから重さ。特にノートパソコンについては、軽量化をはかることで女性ユーザーに人気のある商品になるかもしれない。いずれにせよ、女性ユーザーを意識することで、これまでにはなかったBTOパソコンが開発できるはずだ。

また、女性ユーザーに向けて特別なアピールをすることも大切である。極端な話、「レディースデー」などをもうけて、女性を優遇した販売キャンペーンも行なってみてはどうだろう? 売れ行きに大きな変化が見られるかもしれない。

いずれにせよ、今後は女性ユーザーを意識して、もっと女性ユーザーに配慮したBTOパソコンのラインナップやPR方法、あるいはサポートを充実させることは、今後重要となってくるといえる。つまり、今後の新しい客層となる女性ユーザーの取り込み・囲い込みがポイントなのである。


最後に、「ブランド化」について。

ここでいう「ブランド化」とは、BTOパソコンに個性を持たせるということ。つまり、ひとめ見て「あ、○○○○のパソコンだ!」とわかるような、個性的なBTOパソコンを確立しようという意味である。ブランド化により、大手メーカー製パソコンや他社製BTOパソコンとの差別化を図ろうというわけだ。

BTOパソコンには、個性的な特徴をもったものが少ないように思われる。外観はどれも同じような感じであるし、またパーツ構成も、やはり同じようなパーツの組み合わせになっている。どのショップでもそれほど大きな違いはない。だからこそ、なんらかの特徴をつける必要性がでてくるわけである。

外観から特徴をつけるのは、手っ取り早い方法である。例えば、アップルのりんごマーク。一目見て「あ、アップルのパソコン!」とわかる、あの独特のマーク。このように、ロゴマークにこだわりをみせるという手もある。また、ショップにマスコットキャラクタがある場合は、それを活用してみるのもおもしろいだろう。

ユーザーに対して、明示的に個性をアピールするのもひとつの手である。例えば「ゲームなら○○○○」というように、用途を特化したBTOパソコンに対して、キャッチフレーズと専用のネーミングを用意し、アピールする。これが口コミで広がるようになれば、ブランドが定着したといえる。いやむしろ、ブランド定着のために、口コミになりやすいよう戦略的に用途・キャッチフレーズ・ネーミングを考えるというべきかもしれない。

あるいは商品ではなく、サービスを充実させることでもブランド化は可能だろう。例えば、迅速・的確なサポートを提供することができれば、それがユーザーの口コミで広まり、ひいてはひとつのブランドとして定着するかもしれない。


以上、3つのキーワードを挙げて、BTOパソコンの今後を考えてみた。いずれにしろ重要なのは、スペックや価格以外の部分でどう特徴をつけていくか? ということである。BTOパソコンの構成や価格というのは、どのショップでもあまり差がつかないものである。ならば、そうした部分とは別に、プラスアルファ、すなわち、なんらかの価値を加える必要がある。

つまりは、個性化・差別化である。いいかえると、どうやってユーザーに「ファン」になってもらうか? ということである。

「○○のBTOパソコンはホントに音が静か」「○○は女性に人気があるよ~」あるいは「動画編集といえば○○の△△シリーズ!」というように、ユーザーの間で口コミになるような、そんな個性のあるBTOパソコンの登場を期待したい。これが、私の考えるBTOパソコンの未来像である。