戦前の日本の原爆開発の進捗に関するリポートみたいな本を読んでみました | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

これです。

 

 


本を紹介してもらった時には、

戦況をひっくり返せた可能性のある、画期的な事実の発見があった。

みたいな、でも、

それを、人道的な見地から、昭和天皇が報復使用を差し控え、敗戦を受け入れた。

とか、

なんか壮大な話だったので、期待して読んでみました。


が、それほどの話ではありませんでした。


科学的に、そういう現象があり、

その原理による兵器の可能性があることは、

日本人も分かっていて、それを研究していた。

って、話です。


そりゃそうでしょう。日本人だって馬鹿じゃありません。

そもそも、戦後にノーベル物理学賞を受賞した湯川博士の理論も、それがらみなわけですし。


そもそも、アインシュタインが一般相対性理論で予言した有名な、

E=mc2(2乗)

という法則から導かれるもので、

質量(重さ)も、エネルギーの一形態で、

それが失われる現象を使えば、莫大な爆発エネルギーが、発生するって話です。


で、キューリー夫人とかが研究していた不思議な現象と結びついて、

現実的な開発の可能性が開けた、科学兵器です。


これは、通常の化学反応(質量保存の法則が成立します)ではありません。


原子核が分裂することで、一部の質量がなくなることで、莫大な爆発エネルギーが解放される現象です。

その可能性を当時の日本人が知らなかったわけはありません。

なので、当然研究はしていたでしょう。 

まあ、それが想像以上に進んでいた可能性がある!

と言う、レポートです。


で、終戦の年、

8/12に行われた爆発実験が、

その研究がもっとも進んでいたと想定する場合、

原爆の爆発実験であった可能性がある。

とのことです。


これ、

広島原爆投下8/6、

長崎原爆投下8/9

ですから、その後、ということになりますね。


さらに、

その話、インパクトを増すために、本書では意図的にぼやかしてあるようですが、


「それが原爆実験だったとしても、爆発規模からして、

核分裂の連鎖反応は中途半端に終わった、

つまり実験は失敗だった。」


と、僕には読めてしまいました。


それに、もしそのタイミングで開発に成功していたとしても、

報復として、

それをサンフランシスコ、あるいはロサンゼルス辺りに落とす力は、

どう考えても、すでに当時の日本にはありませんでした。


なんせ、開戦当時でも、ハワイの真珠湾攻撃が精一杯だったんですから^_^

参考「いきなり真珠湾攻撃って、どうなのよ?」


もう、そのタイミングでは、

例えそれが成功であったとしても、

敗戦を受け入れるしかなかったと思います。


つまり、

戦況をひっくり返せるような可能性は全くなかったと思われます。


先の戦争が全く勝ち目のない、単なる無謀な戦いであったとは、

僕は、思っていません。

参考「いきなり真珠湾攻撃に関する専門家の意見」


・総力戦の帰趨を決める経済力、

・軍事組織運営力、

・兵器開発のベースとなる、技術生産力、

・諜報活動等、情報入手力、

  参考「田母神道場活動報告 ? 秘密戦士陸軍中野学校生の最後の証言」
  
そして、今回のベースとなる、

・新型兵器開発のための科学力、


どれもこれも、それなりのレベルにはあったわけですが、

対アメリカということでは、あと一歩及んでいないわけで、

総合力としては、完敗であった。

そう認識せざるを得ません。


参考「「昭和16年夏の敗戦」を読みました」



そして、かの国との力関係は、

当時も今もあんまり変わっていないのではなかろうか?


そう、思えてしまいます。

 
あと、当時、日本本土は爆撃の雨嵐だったわけで、

最後は北朝鮮辺りで、ひっそりと研究をしていたようです。

なので、

「ソ連、中国、北朝鮮の現在の核兵器は、

当時の日本の研究成果が流用された可能性が高い。」

とのことです。


これは、おそらくそうなんでしょうね。


そんなわけで、

これがそんなにインパクトのある意外な話だとは、

僕には思えませんでした。


僕にとって、意外な視点となった情報は、

「核不拡散条約は、1967年1月1日時点に核保有国だった国以外は、新規に核保有国にはなれない。」

という、約束らしいです。

なので、

「先の原爆実験の事実を根拠に、合法的に、日本の核兵器保有を世界に認めさせる。」

って、論理が成立する可能性が、なくは無いようです。


あと、この書籍、

昭和天皇の動向とか、意志とか、そう言う類の話は一切出てきません。

それが、

「その研究をしろ!」

だったのか、

「するな!」

だったのか、一切、言及がありません。


なので、証拠も、確信もありませんが、

「そんな研究がされていること事態を知らされていなかった。」

が事実ではないのかと、現時点の僕は推測しています。

 



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