日本が出ていかなければ戦争にならないのか? | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

日本が出ていかなければ戦争にならないと言う日本人がいるが、
この意見は本当だろうか?

ここで、まず明確にしておかなければならないことは、日本の
近代史は「アメリカ人のペリーが来た。」ことが、発端である。
「日本人が行った。」と言う話では、断じてない。その後の展
開も、ロシア人が来て、イギリス人が来て、フランス人が来た
のであって、「日本人が行った。」わけではない。

翻って現代、日本が抱える外交問題はどうであろうか?

これも、「北方領土に来た。」、「竹島に来た。」、「尖閣諸
島に来た。」と言う話ではないだろうか?さらに言えば、「日
本人を誘拐しに来た。」、「日本領にある石油を掠め取りに来
た。」、「小笠原諸島に珊瑚礁を盗みに来た。」と言う話では
ないだろうか?

伝統的な日本人として、鎖国していたい気持ちは分かる、でも
それが許される状況ではないのではなかろうか?

参考「日本は侵略国家であったのか?」

さらに、「何で、そこに日本人がいるんだよ!それが間違いだ
ろ!」と言う人もいる。これもどうだろうか?行かなかったら
どうなっていたか?多分、朝鮮はロシアの植民地、中国はこれ
も、米露英仏四分割の植民地になっていただろう。

そんななか、日本には石油も鉄鉱石もとれないのである。江戸
時代のように木造家屋に住み木炭で暖を取る生活をするなら、
それでよいかも知れない。

でも、日本以外全部ヨーロッパの状況で日本だけが、江戸時代
の生活を維持出来るものだろうか?

それを願う気持ちは分からなくもないけれど、現実に立脚した
上で、出来ることと出来ないことを峻別すべきではないだろう
か?

日本人が日本人だけで仲良くしてたいと思っても、外からどん
どん来るのである。その備えをしたらいかんと言うのは、一体
どう言う考えかと思うわけである。


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