10年前のカボチャの種(その後) | 爺34のどて話

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酒を楽しみ老いを楽しむ。どてかぼちゃ(アトランテック・ジャイアント)栽培を愉しむ。農を通じて人生を語る。後輩の成長に目を細め、良い人生だったと笑って旅立つ。そんな好々爺でありたい。

千葉の上野さんから頂いた2014年の542キロのどでカボチャの種、まさか本当に発芽(発根)するとは思いませんでしたが見事発芽しました。

 

 

 

 

それも5個のうち4個もです。すごいです。ワタクシの昨年のどでカボチャ(小豆島へ行く途中、汁が出ました)、日本一大会会場で解体しましたが、種はすでに発芽が多く、良い種は採れませんでした。

 

案の定、6個のうち2個しか発芽していません。他にも2020年、2021年、2023年と持っている種を浸種、袋蒔きして合わせて48個 ポット上げしました。

 

 

ポット上げ

 

3日後 フィルムを外したら いくつ発芽しているか?

 

どでカボチャは種(遺伝)7割、技術3割とも言われる世界です。これからが勝負です。全神経をカボチャに集中しています。

 


(おまけ)
1~2年前の種子でも状況が悪ければ発芽しません。10年前の種子でも(今回のように)保存状況が良ければ発芽します。種の保存方法はいろいろありますが、


①種を採取したらよく洗って陰干しなどをして乾燥(除湿)させます。
②十分に乾燥した種を茶筒や海苔の空き缶などに乾燥剤とともに入れて密封します。
③これを冷蔵庫の野菜室など(氷結しない)低温条件におきます。

とは言っても、実施するのはなかなか大変です。
 

 

(おまけのおまけ)
種と種子はどう違うのでしょうか。
植物の種を指す 種子は、いわゆる植物の種(たね)です。 めしべの中で作られる胚珠(はいしゅ)と呼ばれる小さな粒が受精して、成熟したもののことを種子といいます。


よくわからないですね。こんなことも書いてあります。小学校6年間で理科の学習に使う種(たね)という呼び名は5年生で昇格して種子に変わるようです。


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夕食

上うなぎ丼(1本)