どでカボチャの栽培:最終回です | 爺34のどて話

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酒を楽しみ老いを楽しむ。どてかぼちゃ(アトランテック・ジャイアント)栽培を愉しむ。農を通じて人生を語る。後輩の成長に目を細め、良い人生だったと笑って旅立つ。そんな好々爺でありたい。

発明王エジソンの名言があります。「私は失敗したことがない。ただ1万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ」。それに比べりゃどでカボチャの失敗なんてたかがしれています。10数年のカボチャづくりだってたったの10数回栽培しただけです。

 

それに何が失敗か、何が成功かは人によって違います。日本一だって500kgのカボチャを作っても日本一になれないことも有るし、400kgに満たなくても日本一になれますからねぇ。これはその人が持つ運なのです。


昨年の失敗例をかきます。昨年のお盆台風(台風7号)、大きいという予報だったので全部の遮光ネットを外しました。もちろん通過後に再設置しましたが、一日の空きがありました。暑さと日射しはあなどれません。

 

 

台風7号 (2023.8)

前日の予報は伊勢湾直撃でした

 

 

 

 

特に台風のあとは(梅雨明けの直後も)要注意なのです。分っていたのにどでカボチャに火傷を負わせてしまいました。たったの1日ですよ。日焼けは本当に一瞬でたくさんの植物を失うことになりますので十分な注意が必要です。

 

それと収穫時に出来た傷口や切り口を乾かし薬剤(ダコニールなどの殺菌剤)をこまめに塗ること、直射日光を避け 25℃前後の風通しの良い場所に保管すること。これにつきます。

 


(おまけ)
昨年日本一になられた橋本さん(淡路島)は収穫後~大会当日まで低温野菜庫に保管されていました。そういう環境にある方は良いのですが、高温多湿地帯で連日の猛暑日、25℃前後の風通しの良い場所などあろうはずもございません。そこが悩みの種ですね。

 

 

輝きし記録

2023年(第7回三重県大会)

伊藤好博氏

 

 

 

2022年(第6回三重県大会)

水谷 幹氏

 

日本一優勝

2021年(第5回三重県大会)

白木敏昭氏

 

 

日本一優勝

2017年(第1回三重県大会)

花井為数氏

 

 

 

2014年

この頃(この色)はパンプキンに認定されませんでした

スコッシュ部門 日本一!

 

最後までお付き合いいただきまして有難うございました。

 

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