感情はあっていい。
豊かな感情の色はオレンジ。
メソメソしたいときもあるし
落ち込んでいたい時もあるし
悲しい気持ちの時もあるし
怒りたい時もあるし
不安でおびえる時もあるし
元気で陽気な時もあるし
のんびりまあるい気持ちの時もある。
いい感情の時って、受け止めやすいし、周りも歓迎してくれますよね。
ネガティブな感情は、怒ってたらあまり歓迎されない。
だって相手も怖いから。
メソメソ悲しい時は、早く元気になって欲しくて励ましてもらえる。
だけど、オチオチといつまでも落ち込んでいられない。
だって励ましてくれてるから。応えなきゃ。
気持ちはついてきてないのに、「もう平気だよ」ってなんでもないフリしないといけない。
同じことで悩んでたら、しつこいって思われるかもしれないから。
でもね、ちょっぴり元気になって、また落ち込んで、そしてまたちょっぴり元気になって
時間がたって、ようやく戻ってくることって普通です。
何年たっても、心がかゆくなることだってあります。
怒ってたら、いつまでも「グチグチ言ってたら嫌われる」
落ち込んでたら、いつまでも「メソメソしてて、申し訳ない」
なんて頑張って早く回復しよう、早く回復しようと一生懸命。
そしてまた疲れてしまって、口には出せないから心だけズドンって落ちてしまいます。
その内、こんな風に感じる感情なんてなければいいのに、と
こんなにも綺麗な色を捨ててしまう。
ネガティブな感情をもつ自分が悪いんだと、心に毒がまわります。
ネガティブな感情は扱いづらいこともあるけど
あってはいけない。
そう思ってしまっては、余計に扱いづらいものになっていきます。
出口のない迷路に自分の一部を閉じ込めることになります。
ネガティブな感情、八つ当たりしてたら、そりゃあ、周りも迷惑ですが(笑)
受け止める練習。
抜く練習。
理解者と共有する練習。
いろんな建設的なとりくみって世の中にいっぱいありますよ。
豊かな感情色彩はあってもいい。
まずはそこから……。