むずかしさと大切さ | toiro labo  心に映る色言葉を翻訳します

toiro labo  心に映る色言葉を翻訳します

カラートランスレーター(色の翻訳家)鶴田実花
人生の塗り絵を書くなら何色をえらぶ?自分を彩る色は、自分史を語ります。
投影された心をカラーボトルに映し出し、心の声を聴きます。
ほっと一息つきたいとき、ちょっと振り返りたいとき、一休みのお手伝いをします。







9つに分かれる、感受性タイプの資料をつくりなおしていて、プププ、これ私のことだ。と笑っていたり。


ひえ~これ、当てはまるぅ~とおののいていたり(笑)していました。


資料つくりながら


心理診断のむずかしさを噛みしめておりました。



どのタイプと当てはまる。


すると、「私はこれと、このタイプ!!」と断言してしまわれる方がいる。


いえいえ、それは傾向です。あくまでも。


「私こんな傾向が強いんだ」の目安として受け止めていただきたい。


おおよその自分を表す鏡なのです。


何故なら、心理テストとは、「自分で選びとっているから」


そう、主観なのです。


それは自画像です。


自分で自分のことをこんな風に把握している、という事実。


でも周りからみてたら、「いえいえ、あんさん、こんな所めっちゃあるやん、自分では気づいてないみたいやけどもさ」という他画像もあります。


客観視です。


自分で把握している像、人が把握している像、この一致が多ければそのままと言える部分が多いんですね。


人っていろんな可能性といろんな側面があります。


決めつけることになる可能性がある、心理診断の難しさです。


決めつけてしまうと、他のいろんな事実に蓋がされます。


自分の成長の可能性に蓋がされます。


なので、心理診断結果


「説明するのめんどいから、私このタイプの傾向と言っとこう」と言える、余白の幅が大切な心理診断です。


主観診断ですべてを把握できるなら、「人からの言葉」って必要ないと思うんです。


そこに気づきってあるんですね、きっと。




「今の自分」を知るためにありますが、それが全てでもありません


そして感受性の違い診断を作りながら、人は本当にさまざまに大切に感じる基準が違うんだと思いました。


でも「今の自分を知って」「今の自分から成長していくため」にも


自画像の把握って、大切なんですよ。


自分があんまりにもわからないと、周りのことはもっと、もっとわからないから。







この点を踏まえて今後もセッションに取り組んでゆきますね。