困っている子 | toiro labo  心に映る色言葉を翻訳します

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カラートランスレーター(色の翻訳家)鶴田実花
人生の塗り絵を書くなら何色をえらぶ?自分を彩る色は、自分史を語ります。
投影された心をカラーボトルに映し出し、心の声を聴きます。
ほっと一息つきたいとき、ちょっと振り返りたいとき、一休みのお手伝いをします。

集団に上手くなじめずに、色々な行動に出てしまう子がいますね。

という話を友人のNちゃんに聞いてもらいました。Nちゃんは「子供達を支援」する取り組みをしているので、意見を聞いてみたいと思って。

小さい子だったら、集団になじめない、とか、思ったことがつたわらない。そんな時、叩いちゃったりする事があります。

私はそんな時、どんな風に取り組むのか、というほうに意識がいっていたのですが、

Nちゃんは 「困った子は、困っている子」 なんだと教えてくれました

周りの刺激が強すぎたり、スケジュールが詰まりすぎていたり、本人の理解を超えることを求められていたりして、混乱していたりする事もある。

そういったことから、色々な行動に出てきやすい、と。

「困っているんだよ」


胸にスー、と入ってきて、深~い所から優しい気持ちと涙がこみ上げてきました。

まぁるい、言葉だな、と感動でした


私達大人も「困っている子」になる時あると思います。

疲れていたり、コミュニケーションが上手くいかなかったり。でもそんな時、「問題を排除する取り組み」とかいうよりも、「困っている事を理解」してもらうことの方が、何倍も救われると感じた一言でした。

Nちゃん、ありがとう

この言葉が色々な人に届くといいのに、と思いブログに載せます。