目指せ!工学女子2011
の記事で紹介しましたが、
今日は、娘と二人で朝日新聞社主催のイベントに参加してきました。
私は昨年も一人で参加しましたので、去年との比較もしながら感じたことなど書いてみたいと思います。
(ほとんど第二部についてのお話だけになってしまいますが)
第一部
昨年の基調講演は、東京大学大学院理学研究科准教授(科学コミュニケーション)の横山広美先生が、ご自身の中高生時代から現在に至るまでのエピソードをお話して下さいましたが、
(詳しくは→女子の理系進路選択
)
今年は、東北大学大学院工学研究科 今村文彦教授(津波工学)の
「安全・安心な社会を築く為にー東日本大震災の被害を受けて」
という講演でした。
第二部
今年も横山広美先生の司会で、理工学系で学ぶ4年生、大学院生の女子学生たちのパネルディスカッション。
日本ではまだまだ男性が圧倒的に多数派である理工系の研究室で、女子学生たちが実際にどんな研究をし、どんなふうに過ごしているか生の声がオープンに聞けるのですから、これから進学を考える女子中高生に大いに参考になるパネルディスカッションだと私は思っています。
ただ、昨年と比べてちょっと気になったのは、7人の女子学生さんたちの専門分野が、理工学の中でも、生物系、生化学分野に偏っていたことでしょうか。昨年は土木工学、物理系の学生さんもいたので、もっとバランスが取れていた気がします。理系か文系かで迷っている女子生徒には、こんな感じでも構わないと思うのですが、理工系と決めていて、その中でどんな分野があるのか知りたいという生徒にはちょっと物足りないかな?と思います。
私が個人的に、今年の学生さんの話の中から興味を持ったのはシステム工学の中の「サービス科学」や「デザイン科学」という分野です。人と人、人と環境、人と物、物と環境、物と物など・・つながりを研究し、コンピューターによる遠隔操作などの新しいシステムを作っていくということでしょうか?人とのつながりが関わってくるこのような分野は、今後ますます女性の視点が求められる分野でもあるのですよね。
(これからの日本の将来を考えて、理工系女子をもっと増やす必要がある。だから、こういうイベントが行われているという訳なのですけれど)
女性ならではのお話として、
「結婚しても仕事を続ける」という話題も出ていました。
実は、横山広美先生は昨年10月に出産されています。現在7カ月のお嬢さんを育てている現役ママでもある先生は、女子学生さん、会場の中高生たちにとって理想のロールモデルなのではないでしょうか。先生は
「東大では、保育施設も充実していて、学生結婚された場合でも大丈夫です。」
ともおっしゃっていました。参考→東京大学のキャンパス内保育施設
「ところで(7人に向かって)みなさんの中で結婚されている方はいますか?」
という先生の質問は良かったです。(^_^)
こんな感じで和やかなパネルディスカッション、私も娘も楽しいひと時を過ごさせていただきました。
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