3月のある休日、彼女と虎ノ門のお気に入りのレストラン、『ザ・グリル虎ノ門』で過ごす楽しい午後の続き。
ランチのセットメニューも色々あるが、今日は唯一のプリフィックス・ランチコースを予約している。
アミューズに続くアペタイザーは、三種類から選ぶことが出来る。
彼女は、ロメインレタスのシーザーサラダ。
私は、オニオングラタンスープ。
チーズ、バゲット、そして濃厚なオニオンスープが美味い。
飲んでいるボトルは、イタリア、ヴェネト州のコル・メシアンが造る、スプマンテ、コル・メシアン、ブリュット、ロゼ。
グラスは、フランス、シャンパーニュ地方、マルヌのグラスメーカー、レーマン製。
メイン料理は8種類から選ぶ。
彼女は、白金豚肩ロースのグリル、マスタードソース。
これは驚きのヴォリューム。
私は、自家製ハンバーグステーキ、デミグラスソース。
パンとライスから、二人ともパンを選択。
ハンバーグもしっかり厚みがある。
肉感が強くとてもジューシー。
やはりここのハンバーグは美味い。
赤ワインもボトルで注文しようとしたが、彼女がそんなに飲めないというので、好きな銘柄をグラスで頼むことにする。
彼女はこのあとにエステの予定なので、酔っ払って行くわけにはいかないのだ。
彼女が選んだのは、イタリア、ウンブリア州のテッレ・デ・ラ・クストーディアが造る、モンテファルコ・ロッソ、2015年。
グラスで2015VTが出されるとは驚き。
強い果実味とタンニンを持ち、まだまだ若さも保っている。
ぶどうはサンジョヴェーゼ主体で、アルコール度数は13.5%。
そして私のワインは、スペイン、マドリッドのゴンザルベス・オルティが造る、キュベル・レヴェラシオン、2016年。
これも2016VTというバックヴィンテージ。
プルーンやダークチェリーの果実味、強いタンニンを持つが、ピークは少し過ぎた感は否めない。
ぶどうは、テンプラニーリョ,シラー,カベルネ・ソーヴィニョン,メルロ。
アルコール度数は14%と高い。
2016VTなので、澱が多い。
デザートは、アイスクリーム、クラシック・ティラミスから選ぶ。
二人とも、クラシック・ティラミス。
熱いコーヒーでランチを締めくくる。
コーヒーのお供は、ブラウン・シュガー・ファーストのオーガニック、ココナッツ・シュガーと、フレッシュミルク。
ここに来ると、このオブジェは必ず撮影してしまう。
小魚に見えるのは、薄い金属のヘラ。
今日のランチも美味しく、満腹満足で店をあとにする。
このあと彼女は銀座でエステ。
そこで銀座まで散策しながら送って行くことにする。
桜田通りの上に架かるT-デッキを「森タワー」側に渡る。
左のビルは、食事前に買い物をした「ビジネスタワー」。
振り返ると、「ステーションタワー」が聳え立つ。
『虎ノ門 大坂屋 砂場』の前を通ると、悲しい気持ちになる。
今は亡き母が最期を迎えた虎の門病院に毎日見舞いに行くのに、この前を通ったことを思い出してしまうのだ。
銀座通りはホコ天、多くの人が暖かい日差しの中、銀座散策を楽しんでいる。
彼女をエステのお店まで送り届けると、私は帰途に就く。
彼女と過ごす、早春の休日の楽しい午後でした。


























