丸の内のイタリアンで生うにクリームパスタとビステッカのディナー | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

2月のこと、ちぃさんと丸の内のイタリアン、『パリアッチョ』で過ごす楽しい夜の続き。

 

アンティパストミストの次の料理は、海老のアヒージョ。

 

飲んでいるのは、イタリア、ピエモンテ州のガンチアが造る、グラン・レアレ、スプマンテ、ブリュット。

 

たっぷりのオリーブオイルの中には、大きな海老とマッシュルーム。

 

カリッと焼かれたバゲットが四枚。

 

バゲットに海老とマッシュルームを乗せて食べる、美味い。

アンティパストとアヒージョで、何だかお腹が満たされてきてしまった。

 

スプマンテの次は白ワインをグラスで。

イタリア、アブルッツォ州でチトラが造る、オルテンセ・ビアンコ。

爽やかなライト・ボディ。

ぶどうは、シャルドネ、トレッビアーノ。

 

プリモ・ピアットは、生うにクリームソースパスタ。

写真ではわかりにくいが、驚きのヴォリューム。

 

「うにの量が凄い」と、ちぃさん。

「昨今うにの価格が上がっているのに、これは太っ腹なパスタだね」と、私。

 

二人に取り分け。

 

取り分けてもこんなにヴォリュームがある。

濃厚なうにの味わいが素晴らしい。

でも、二人とももうお腹はいっぱい。

 

肉料理に合わせ、赤ワインもグラスで。

白と同じくイタリア、アブルッツォ州でチトラが造る、オルテンセ・ロッソ。

カシスやブラックベリーなどの果実味にスパイスのヒントも。

タンニンは強くなく、するすると飲めてしまうミディアム・ボディ。

ぶどうは、モンテプルチアーノ。

 

セコンド・ピアットが届く。

骨付き黒毛和牛のサーロインステーキ、ビステッカ。

 

お腹はいっぱいでも肉の焼き色が食欲を掻き立てる。

 

二人に取り分け。

この肉、かなり大きい。

 

肉に焼きレモンの汁を振り掛け、ディジョンマスタードと生マスタードを付けて食べる。

口の中でとろける美味しさ。

ちぃさんは半分でギヴアップ。

その残りも私が美味しくいただく。

 

肉を食べ終えると、生ビールでリセット。

 

このあとにドルチェが出されることを忘れていた。

熱々のフォンダンショコラが届くが、もうお腹は満杯。

 

切り分けると、中からはドロドロ熱々のチョコレートが流れ出る。

フォンダンショコラは大好物。

 

ちぃさんはスイーツが苦手な上にお腹がいっぱいでもう何も食べられないとのこと。

ちぃさんの分も、私がいただく。

 

完食。

お腹がいっぱいを通り過ぎ、喉ぼとけ辺りまでいっぱいな感じ。

お店の若い女性スタッフ曰く、「お客様は凄いです。このコースを完食される方はあまりいらっしゃいません」とのこと。

「そうなんだ。今度来るときはこの一番良いコースではなく、もっと普通のコースにしましょうね」と、ちぃさん。

 

それでも〆の飲み物で乾杯。

ちぃさんはスプマンテ、私はハイボール。

 

テーブルの上にはゆらゆら揺れるローソクの炎。

ちぃさんが炎を指でつついて遊んでいる。

これはローソク型のライトで、炎は造り物。

 

店内は満席。

女性比率が高いことが、ここが良い店であることを示している。

 

超満腹で店をあとにする。

店内はいっぱいなので、2月だと言うのにテラス席も客で埋まっている。

このテーブルは炬燵になっているので、割と暖かいのかもしれない。

 

電車に乗るにはお腹がいっぱい過ぎるので、しばし丸の内仲通りを散策。

マイケル・リーチ像と戯れるのは酔っ払っている証拠。

 

行幸通り地下通路から帰途に就く。

ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しく食べ過ぎた夜でした。