歌舞伎座で玉三郎と染五郎の演目を鑑賞 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

2025年12月のこと、上野の中華料理店、『北京烤鴨店』で早めのディナーをとったあとは、東銀座の歌舞伎座へ。

 

食べ過ぎてお腹がいっぱいなので、築地で途中下車し歌舞伎座まで歩いて向かうことにする。

築地本願寺は工事中。

 

松竹会館前の街路樹のイルミネーションが可愛い。

 

歌舞伎座に到着すると、多くの来場者の長い列。

十二月大歌舞伎は三部構成なのだが、第三部でこれだけの人出は驚き。

 

先ずは、事前に購入しておいたイヤホンガイドを受け取り。

 

少し人混みが減ったところで、入場。

この歌舞伎座正面を見ると、ワタリガニを連想してしまう。

 

場内を見渡したところ、満席の賑わい。

 

十二月大歌舞伎のパンフレットの絵がサンタさんになっている。

 

観に来たのは、玉三郎さんが出演する第三部。

 

与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)、通称、源氏店は何度も観ており、前回は仁左衛門と玉三郎の共演だった。

二人の掛け合いが小気味よく、与三郎の名台詞を諳んじることが出来る。

今回は染五郎と玉三郎の共演と言うことで、どんな舞台になるのか楽しみにしていた。

結果、染五郎の演技は上手いのだが、如何せん、腕も脚も細過ぎて迫力が無い。

お富の恋人というより、倅と言った雰囲気に感じてしまった。

 

幕間の休憩時間は、スパークリングワインを楽しむことに。

スペイン、カタルーニャのヴィニコラ・デ・サラルが造る、カヴァ、シロクマ、ブリュット、マルヤマ・ズー。

このワインは、ちぃさんと丸の内のエノテカに立ち寄った時、ジャケ買いしたもの。

 

瓶内二次発酵で造られた高品質の辛口カヴァが美味い。

ぶどうは、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ、シャルドネ。

 

定式幕を背景に、ちぃさんと乾杯。

 

ちぃさんがおつまみを色々持ってきてくれた。

 

舞台では、緞帳が次々と披露される。

「霊峰飛鶴」 は、作:横山大観、寄贈:永谷園、製織:川島織物セルコン。

 

「春秋」は、作:田渕俊夫、寄贈:清水建設、製織:龍村美術織物、調整:三越伊勢丹。

 

「富貴花競苑図」は、作:中島千波、寄贈:伊藤園、製織:龍村美術織物。

 

「朝明けの潮」は、作:東山魁夷、寄贈LIXIL、製織:川島織物セルコン、調整:高島屋スペースクリエイツ。

 

 

玉三郎演出の作品、「火の鳥」を観るのは初めて。

プロジェクションマッピングを取り入れた演出が面白い。

 

終演後は何時も驚くのだが、あっという間に満席だった劇場が空になる。

私達は空いたワインボトルやおつまみの空袋などの整理に手間取り、退出が遅くなる。

 

外に出て歌舞伎座を撮影していると、ちぃさんが私の手を引っ張って、「英語、英語」と。

何事かと思ったら、訪日外国人に「この建物は何か」と英語で聞かれていた。

「日本の伝統芸能の歌舞伎の劇場ですよ」と丁寧に説明してあげる。

ちぃさんと過ごす、東銀座の楽しい夜でした。