神楽坂の隠れ家酒房で日本酒ディナー | ワインは素敵な恋の道しるべ

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4月ももう下旬。

桜の時期はあっという間に過ぎ、花水木も盛りを過ぎてしまった。

それでも次々と色々な花が咲き、ウォーキングが楽しい季節。

 

郊外でのウォーキングで見つけたモッコウバラ。

このモコモコの花が可愛く好きな植物。

 

バラ科バラ属の常緑蔓性低木で、中国原産。

花色は黄色か白で、それぞれに一重と八重があるが、一番人気はこの黄色の八重。

 

これはギョリュウバイ。

フトモモ科フトモコ属の常緑低高木で、オーストラリア・ニュージーランド原産。

 

ニュージーランド名はマヌカで、この花から採取された蜂蜜がマヌカハニー。

今日は、根津神社でつつじを観てきました。

その記事はまた別途。

 

2025年10月のこと、大学時代の友人達と神楽坂で待ち合わせ。

 

神楽坂駅では何時も飯田橋側の1番出口で出るが、この日は早稲田側の2番出口。

早稲田通りの向かい側には、『AKOMEYA食堂 神楽坂』。

 

友人達と合流すると、早稲田通りを早稲田方面に向かい、この細い路地に入る。

 

先に進むほど路地はどんどん狭くなり、階段に至る。

 

階段を上りきると視界が開けるが、右側は墓地。

 

墓地の前にある狭い階段を上り、今夜のお店に向かう。

 

ここが今夜のお店、『矢来山房』。

普通の民家で、どこにも看板は無い。

ドアの左に置かれている暖簾が掛けられると、ここが飲食店であることがわかる。

 

玄関で靴を脱いで室内へ。

部屋の壁を撤去し、台所、居間、押し入れ、和室が一つの空間に改装されている。

でも、柱はお化粧されることは無くそのまま。

 

私たちは玄関の隣の和室のテーブルに案内される。

ここはご主人のワンオペ。

でも他に客はお一人だけだったので、料理や酒を待たされることはなかった。

 

窓から見える景色は、墓地。

 

『矢来山房』は酒と蕎麦の店。

お品書きには、酒のつまみとせいろ蕎麦のみ。

 

まずはビールで乾杯。

銘柄は、赤星。

今夜は大学時代の友人二人と、三人での会食。

 

お通しは、エノキタケの味噌汁。

 

酒のつまみをどんどん注文する。

ポテトサラダ。

 

大豆丸ごと豆腐。

 

実さんしょう、醤油漬け。

一人一皿に分けて出してくれた。

 

形はザル豆腐。

実さんしょうを乗せて食べる。

とても濃厚で美味い。

以前はご主人が手作りされていたが、大変なので今は近所の豆腐屋さんに頼んで作ってもらっているとのこと。

 

ビールを飲み干すと、日本酒は各人が好きな銘柄を好きな飲み方で。

ぐい呑みがどっさり入った籠が届き、その中から酒器を選ぶ。

私の酒は、神奈川県足柄上郡山北町の川西屋酒造店が醸す、丹沢山 純米 秀峰。

使用米は阿波産山田錦、精米歩合は70%。

 

きのこオイル漬け。

エノキタケ、ジメジ、ハナビラダケ。

 

なすの揚げ煮。

オリジナルが何個入りか知らないが、三個入り。

 

薄味でとても美味い。

 

だし巻き玉子。

 

三つに分けても充分なヴォリューム。

 

久し振りに会う友人達との話が弾み、酒が進む。

二本目の酒は、静岡県藤枝市の青島酒造が醸す、喜久酔 特別純米。

話題は、日本における荘園制度の変遷に始まり、時の政権における仏教寺院の位置付けや浄土真宗が生まれた時代的背景など、尽きることが無い。

お二人は真面目な文系だが、私は元々が理数系なので日本史は専攻していないが、こんな話は面白い。

 

使用米は、麹米が山田錦、掛米が日本晴、精米歩合は60%。

米の旨味を持ちながら切れの良い辛口なので、喜久酔を更に一本注文。

 

豆腐も美味いので追加。

 

〆はご主人手打ちのせいろ蕎麦。

冷酒の徳利は四本目だと思う。

 

ご主人の説明を聞いたが、申し訳ないことに記憶に残っていない。

美味かったことは覚えている。

 

食後に熱々の蕎麦湯が届く。

 

飲んだあとに、蕎麦湯で割った蕎麦つゆが美味い。

 

ゆっくり飲んでいたので最後の客となってしまった。

と言っても、客は私達以外にはお一人のみだった。

外は雨。

雨の予報は無かったので、二人は傘が無い。

ご主人が「お客さんが置いて帰ったビニール傘が二本あるので使ってください」とのこと。

私は用心深いので、折り畳み傘を持参している。

 

傘をたたまないと通れない狭い階段を下り、帰途に就く。

友人達と過ごす、神楽坂の隠れ家酒房での楽しい夜でした。