トルコ料理、ワイン飲み放題 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

9月のこと、友人達と東銀座で待ち合わせ。

 

待ち合わせた場所は、歌舞伎座の地下、「木挽町広場」。

 

メンバーが揃い向かったのは、イングリッシュ・パブの『82』。

 

実はここを予約しようとしたら、この日は20周年記念の催しがあり、予約は不可とのこと。

激混みを覚悟していたが、幸いなことにまだ客の数は少ない。

 

テーブルを確保すると、何を飲むか相談。

以前はメニューがあったのでスコッチやアイリッシュのウイスキーの一覧を眺めて選べたが、今はスマホでメニューを読み込んで見なければならないので、選びにくい。

 

などど文句を言っていたら、メンバーのお一人がこのポスターを見付け、全員一致でこれを頼むことに。

 

四人で乾杯。

今夜のメンバーは、Daisyさん、mamiさん、みんみんさん、そして私。

三人は山崎のダブル・ハイボール。

私は山崎のダブル・オンザロックス。

このあと、mamiさんは余市のダブル・ハイボールも。

 

アペロなので軽いおつまみをと思ったが、イングリッシュ・パブなのでフィッシュアンドチップスを選択。

モルトビネガーとタルタルソースが付いている。

 

大学生の時に、ロンドン大学に短期留学した。

ドミトリーで生活していたので朝食と夕食は食堂で食べることが出来たが、昼食は自分で食べなければならない。

貧乏学生だったので、物価が高いロンドンでは食べられるものが限られ、一番安いフィッシュアンドチップスを毎日街角のスタンドで買って食べていたことを思い出す。

 

空きっ腹にウイスキーを飲んでいるので、だんだん気分はハイに。

その勢いで、mamiさんと記念撮影。

 

サクッと飲むと、本会の店に向かう。

店を出る時はもう満席となっていたので、早めの時間に来て正解だった。

 

秀山祭九月大歌舞伎は既に千秋楽を迎え、垂れ幕は錦秋十月大歌舞伎、義経千本桜になっている。

歌舞伎座の入り口の造形を見ると渡り蟹を連想するのは私だけだろうか。

 

今夜のお店の場所は遠くからでもこの赤い星と月ですぐにわかる。

 

ここはトルコ料理の名店、『ターキッシュ・レストラン&バー サライ』。

 

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この階段を下ればトルコにワープすることができる。

トルコは大好きな国で、イスタンブールやアンカラに公私合わせて39回訪問している。

 

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階段を下りきると、美しいランタンが迎えてくれる。

 

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mamiさんが予約しておいてくれたテーブルは、このお店の特等席の、カーテンで仕切られた半個室。

(今回は撮影していないので、前回二名で訪問時の画像を使用。)

 

私たちのテーブルの前のこの通路でベリーダンサーが踊るので、目の前で鑑賞することが出来る。

今夜は満席の予約とのことで、次々と客が入店してくる。

 

先ずは四人で乾杯。

みんみんさんはスパークリングワイン。

あとの三人は、トルコビール。

 

エフェス・ピルスナーは、イスタンブールに本社を置くエフェス・ビヴァレッジの主力製品。

トルコで飲むビールもほとんどがエフェス。

エフェスの名前はトルコの古代都市、エフェソス(トルコ語でエフェス)からとられている。

 

チョバン・サラダ。

羊飼いのサラダという意味で、いわゆるチョップド・サラダ。

 

四人の取り皿に取り分ける。

酸味が効いたドレッシングが美味い。

 

エズメ5種の盛り合わせ。

エズメとは、すり潰して作られた冷前菜。

 

ピタパンも届く。

ピタパンにエズメを挟んで食べると美味い。

友人達と過ごす銀座の楽しい夜は続きます。