9月のある休日、茶目子さんと丸の内のフレンチ、『ブルディガラ丸の内 ザ・レストラン』で過ごす、楽しい合同誕生会の続き。
ポワソンが届く。
甘鯛、夏野菜、ハーブ、山椒。
メニューでは雅鯛だったが、根井シェフが高級な甘鯛にアップグレードしてくれた。
シェフからのちょっとした誕生日プレゼントが嬉しい。
夏野菜とハーブの上には、菊の花びら。
重陽の節句に菊を食べると、長寿や無病息災の祈願となる。
甘鯛は松笠焼き。
私の甘鯛はちょっとわかりずらい。
茶目子さんの甘鯛の方が鱗が綺麗に立っている。
肉料理用にバゲットが届く。
カトラリーも、魚料理用のクチポールから肉料理用のクチポールへ。
肉料理用に赤ワインをグラスで注文。
イタリアのカーサ・ヴィニコラ・ボッター・カルロ&SPAがプーリア州で造る、アッヴォールト、ジンファンデル、2024年。
アッヴォールトはイタリア語で包むという意味。
文字どおりボトルが紙で包まれている。
ぶどう品種は本来はプリミティーヴォなのだが、米国への輸出を意識しているワインはカリフォルニアでの名称のジンファンデルを名乗ることが多い。
カシス、プルーンなどの黒系果実の甘い香り。
濃厚な果実味、ダークチェリー、コーヒー、ビターチョコレートなどのニュアンス、ベルベットのようなタンニン。
強いが重過ぎない、バランスの良いフルボディ。
ぶどう栽培はオーガニックで、EUの認証マークのユーロリーフが付いている。
ぶどうは、ジンファンデル(プリミティーヴォ)85%、その他15%。
ヴィアンドがテーブルに届くと、坂本支配人がホースラディッシュを摩り下ろしてくれる。
ヴィアンドは、黒毛和牛、八丁味噌、マディラ。
ホースラディッシュ、マディラ、八丁味噌の香りのハーモニー。
肉の焼き色が食欲を誘う。
牛肉と濃い赤ワイン。
幸せな組み合わせだ。
肉の火入れが素晴らしく、口に含むととろける柔らかさで旨味が凝縮されている。
ヴィアンドを食べ、赤ワインを飲んだあとは、ボトルに残っていた白ワインの最後の一杯を注いでもらう。
飲んでいるワインは、ニュージーランド、マールボロのブランコット・エステート、レター・シリーズ”B”、シングル・ヴィンヤード、ソーヴィニヨン・ブラン、2024年。
「楽しく美味しかったね」、の乾杯。
でも、これで終わりではない。
今日は合同誕生会、デセールはハピバ仕様に。
茶目子さんのプレート。
私のプレート。
チョコレートで描かれた文字が可愛い。
「お写真をお撮りします」とスタッフが気を利かしてくれる。
デセールは、白桃、ヴェルヴェーヌ、ベルガモット、アールグレー。
ヴェルヴェーヌ(バーベナ)のババロア、白桃のコンポート、アールグレーのアイスクリーム。
アイスクリームの上には生姜のチップ。
デセールのあとは、濃くて熱いコーヒーでまったり。
砂糖は使わないが、出されたのはオーガニック・ココナッツシュガーのブラウン・シュガー、ファースト。
ゆっくり食事を楽しんでいたので、ランチ営業の終了時間が近付いてきた。
それでもまだ店内はほぼ満席。
坂本支配人と根井シェフに見送られ、店をあとにする。
茶目子さんと過ごす、丸の内の素敵な午後は続きます。


























