2025年9月のこと、彼女と丸の内のブーランジュリー・レストラン、『ポワン・エ・リーニュ』で過ごす楽しい夜の続き。
三種類目のワインは、イタリア、プーリア州のリヴェラが造る、ラーマ・デイ・コルヴィ、カステル・デル・モンテ、シャルドネ、2020年。
リヴェラは1950年創業の三代続くワイナリーで、カステル・デル・モンテのワインの品質向上に努めた造り手。
石灰岩土壌の丘陵地にある畑、ラーマ・デイ・コルヴィのシャルドネで造られ、熟成はフレンチオークのバリックで9ヶ月間。
二籠目のパンが届く。
左上は、十勝、北海道十勝産小麦100%のオリジナルバゲット。
右上は、フィユ、北海道産小麦”はるゆたか”100%のリッチな角食パン。
下は、コンプレ40%、石臼挽き全粒粉40%で、サワー種で発酵させたカンパーニュ。
酸味があるパン・ド・カンパーニュは大好き。
四種類目のワインは、続けてイタリアのアドリア海側の白。
マルケ州のウマニ・ロンキが造る、カサル・ディ・セッラ、ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ、クラシコ・スペリオーレ、2023年。
ウマニ・ロンキはマルケ州を代表する造り手で、ヴェルディッキオのスペシャリスト。
このワインは絶大な人気を誇り、ウマニ・ロンキが造るヴェルディッキオは間違いなく美味い。
今夜は私たちが一番乗りだったが、30分もするとほぼ満席に。
驚いたことに、私以外の客は全員女性。
ポワソンが届く。
シーフードマリネは夏らしく涼しげな一皿。
ミズダコ、コウイカ、マダイ。
白い短冊は桃かと思ったら、蕪だった。
五種類目のワインは、馴染みのスペインの白。
スペイン、リオハのボデガス・ムガが造る、ムガ、ブランコ、2022年。
セパージュは、ビウラ90%、マルヴァジア+ガルナッチャ・ブランカ10%。
100%フレンチオークの新樽でゆっくり発酵させた後、3ヶ月間澱とともに熟成されている。
三籠目のパンは四種類。
上は、グランノワ、テーブルパンとしても楽しめる大型くるみパン。
左は、フロマージュ、グリュイエールチーズのプティカンパーニュ。
右は、あずき、北海道産大納言あずきがたっぷりの粒あんパン。
下は、メイプル、カナダ産最高級メイプルシロップのブリオッシュ風。
六種類目のワインは、限定品の日本ワイン。
この限定ワインは先にシャルドネを飲んでいる。
メルシャンが造る、ソワ・エ・ミュール、絹と桑、メルロー、2023年。
東京都墨田区の酒商、河内屋ジェノスが企画し、メルシャンが製造したワインで、1,300本限定醸造。
しっかりとした果実味には、プラム、カシス、ブラックベリーのニュアンス、タンニンはシルキーで心地よい。
ソワ・エ・ミュールはシャルドネだけでなく、メルローもレベルが高い。
ぶどうは、長野県産メルローを主体に、山梨県産のマスカット・ベーリーAがブレンドされている。
ヴィアンドは、岩中豚のソテー、粒マスタードソース。
今夜は厚切り肉が二切れとヴォリュームがある。
岩中豚は岩手県の銘柄豚で、人気のSPF(Specific Pathogen Free)豚。
旨味が凝縮された岩中豚が柔らかくて美味い。
付け合わせの焼き野菜も多彩。
ベビーコーン、蕪、大根、人参、パプリカ、ズッキーニ。
四籠目には好きなパンが入っていて、届けてくれた店長の村上さんに思わず「私が食べたいと思っていたパンがわかっていますね」と声を掛ける。
上は、レジェルテ、マスカルポーネクリームを配合したふわふわ生食パン。
左は、ショコラ、カカオバリーチョコを贅沢に加えた究極のチョコパン。
右は、ピヨトル、クルミと白ぶどうのレーズンを生地に対して200%配合。
七種類目は、またまたイタリアのアドリア海側のワイン。
プーリア州のレ・ヴィーニュ・ディ・サンマルコが造る、プリミティーヴォ、サレント、クラッシカ、2022年。
濃厚な果実味を持つフルボディ。
私はサレントのプリミティーヴォが好きだが、彼女は強すぎると言ってあまり飲まない。
でもこのワインは美味しいとのこと。
今夜もたっぷり食べてたっぷり飲んだ。
でも、食べ過ぎ飲み過ぎ。
村上店長に見送られ、満腹満足で店をあとにする。
賑わっているのはスタンディングのビア・バー、『Hopbeat Records』。
新しいお店だが人気だ。
『ポワン・エ・リーニュ』のパンは美味しく、ワインの品揃えも素晴らしく、今夜も楽しいディナーでした。



























