2025年8月のこと、彼女と神保町で待ち合わせ。
初めて行くお店なので、この通りのはずだがと先を眺めると、ビルの高い位置に”神戸牛&ワイン”の看板。
この看板の下に目的の店があった。
ここは、神戸牛とシチリアワインのお店、『厨(くりや)』。
このお店は、ザ・外食記録さんに教えていただいた。
店は奥に深く、京の町家のようだ。
私たちは奥の四人用のテーブルに案内される。
テーブル横の壁にはシチリアの地図。
ディレクターの矢野さんとシチリアワインの話が弾む。
すると矢野さんが、「これは店からのプレゼントです」とスプマンテをグラスに注いでくれる。
イタリア、ピエモンテのサンテロが造る、サンテロ、ブラック、ブリュット。
華やかなフルーツ香、豊かな果実味を持つブリュット。
セパージュは、グレーラ 50%、シャルドネ 30%、ピノ・ビアンコ 20%。
黒板に書かれたメニューが美味しそう。
でも今夜は初訪問なので、お店お勧めのコース料理をお願いしている。
イカとオレンジのサラダ。
イカとオレンジの組み合わせは面白く、これがなかなか美味い。
神戸牛の店だけあり、ナイフは最初からラギオール。
ハモンセラーノとイベリコサラミ。
イタリア料理のお店かと思っていたが、シャルキュトリーはスペイン産。
二人に取り分け。
支配人の矢野さんとドンナフガータの話が弾んだので、「ドンナフガータのE.V.オリーブオイルを使ってください」とボトルが届く。
この絵を見ると、アポロンに求愛された男嫌いのニンフ、ダフネが樹に姿を変えるギリシャ神話を思い出す。
でもダフネが姿を変えたのは月桂樹で、この絵はオリーブ。
ミッレアンニ、エキストラヴァージン・オリーブオイルはドンナフガータが誇る高級オリーブオイル。
遠慮なくシャルキュトリーにかけていただく。
素晴らしい香りを持つ上質のE.V.オリーブオイルだ。
スパークリングワインのグラスを飲み干すと、シチリアの白ワインを抜栓。
カンティーナ・ペッレ・グリーノが造る、ドン・カルロ、ビアンコ、2023年。
爽やかな飲み口のミディアム・ボディ。
ぶどうは、カタラット、インツォリア、グレカニコ。
ナスのムタッバルはお店の人気料理。
ムタッバルはヨルダン発祥の焼き茄子のペースト。
現地ではピタパンにつけて食べるが、ここでは薄切りにしたパンに合わせる。
彼女と過ごす、神保町の楽しい夜は続きます。


















