2025年6月のこと、大学時代の友人たちと恒例の京都旅行。
三日目の朝、桂離宮参観の続き。
松琴亭を出て向かったのは、中島にある賞花亭。

賞花亭は小高い丘の上、苑内で一番高い位置にあり、飛び石の路を上って向かう。
茅葺切妻屋根の茶屋風の小亭で、北向きに建てられた消夏のための建物。
如何にも涼しげな建物だ。
続いて向かったのは、園林堂(おんりんどう)。
本瓦葺宝形造り屋根の持仏堂。
扁額は後水尾天皇の宸筆。
今は何も安置されておらず、建物だけとのこと。
園林堂から下り、池を渡る。
橋を下り、園林堂を振り返る。
橋の縁は苔に覆われ、周囲の緑に溶け込んでいる。
池の対岸から望む園林堂。
次に向かったには、笑意軒。
扁額は曼殊院良恕法親王の筆。
ここは茅葺寄棟造りの茶亭。
六つの丸い下地窓の下地のデザインが全て異なっていてお洒落。
笑意軒の前には、切り石で造られた船着き場。
船着き場の対岸から笑意軒を望む。
最後の建物は、書院。
東から、古書院、中書院、楽器の間、新御殿と雁行形に連なっている。
そして古書院の前には竹簀子で作られた月見台。
古の雅人達が眺めた景色を楽しむ。
ここは、古書院に近い池辺の高みに立つ茶亭、月浪楼。
池越しに松琴亭を望むことが出来る。
皆さん、ガイドさんの説明に耳を傾けている。
雨どいは竹で作られ、雨水受けも木製。
定期的に作り替えられているので状態が良い。
化粧屋根裏の竹の垂木が船の底のような形に組まれているのが面白い。
最後に立ち寄ったのは、御輿寄(おこしよせ)。
ここは書院の玄関。切り石の道を進み四段の階段を上ると、大きな一枚石の沓脱。
六人分の沓を並べることが出来ることから、”六つの沓脱”と呼ばれている。
これで桂離宮の参観は終了。
友人達と過ごす、楽しい京都の旅は続きます。

















