アメリカンディナー | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

6月のこと、ちぃさんと新橋で待ち合わせ。

 

向かったのは、汐留シオサイト。

地下歩道で何かイベントが行われている。

”飯とも百選”が開催されているが、お米が高くて米食が減っているので、買っても食べる機会はあまりなさそうだ。


予約しているディナーのお店は、「汐留シティセンター」の中。

 

16時と言うディナーには早すぎる時間なので、ほとんどのレストランは営業していない。

そんな時に、オールデイダイニングの『バビーズ』は便利なお店。

 

『バビーズ』はニューヨーク発祥のアメリカン・レストラン。

ステーキとハンバーガーとパイが美味しいレストランだ。

都内に6店舗あるが、何時も利用しているのはここ、汐留店。

私はここの運営会社の各種レストランの長年のヘヴィーユーザーだったので、色々お付き合いがある。

 

予約しておいたテーブルは、店の奥のボックスシート。

 

テーブルに置かれた木製の林檎には、Reservedの文字。

アップルパイが人気の店だけある。

 

まだ16時なので、広い店内の客は私達以外には二組だけ。

でも夜になると多くの客で賑わう人気店。

 

外は雨。

地上の路面店のように見えるが、面しているのはシオサイトの地下道なので、ここは地下一階。

 

何を注文するかメニューを検討していると、ちぃさんがこんな素敵なプランを見付けてくれた。

フリーフローに加え、料理が三品付いてくる。

二人で六品を選んで注文。

 

スパークリングワインを注文しようと思ったら、ポールスターだったので取り止め。

ポールスターは甘過ぎて二人とも苦手。

生ビールに変更して乾杯。

 

キンキンに冷えたアサヒスーパードライが美味い。

 

頼んだのは小皿料理を六品だが、三品ずつ大きな皿に盛りつけて届いた。

これはなかなか見栄えが良い。

 

ケイジャンフレンチフライ。

これがヒ~ハ~な辛さ。

 

スモークサーモン。

ケイパーが一つずつ乗っているのが面白い。

 

アボカドとトマトのサラダ。

これは二皿分注文。

 

プロシュート。

 

フィッシュフライ、タルタルソース添え。

 

生ビールの後は白ワイン。

 

スペイン、バレンシアのビセンテ・ガンディアが造る、エレンシア・アンティカ、ブランコ。

 

シトラス系の爽やかな香り。

果実味と酸のバランスが良く、後味にはグレープフルーツの皮の軽い苦み。

ぶどうは、メルセゲラ、ソーヴィニョン・ブラン。

ちぃさんと過ごす、汐留の楽しい夕方は続きます。