スパニッシュディナー | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

5月のこと、ちぃさんと丸の内のスパニッシュ、『スペメシLeon』で過ごす楽しい夜の続き。

 

鉄板トルティージャ、マッシュルームのソース。

 

マッシュルームのソースがどんどんかけられていく。

 

とうとう完全に覆われてしまった。

 

ソースは塩味控えめでマッシュルームの旨味が強い。

これは美味い料理だ。

 

飲んでいるのは、フランスのグラン・シェ・ド・フランスが造る、レ・ダムリエール、ヴァン・ムスー、コレクション、ブラン・ド・ブラン。

もう最後の一杯となってしまった。

 

ヤリイカと新玉葱のフリット、モホピコン。

 

モホピコンはクミン、パプリカパウダー、ニンニクなどを入れたスパイシーなソース。

 

モホピコンが好い働きをしている。

 

スパークリングワインのボトルを飲み干すと、白ワインをグラスで。

銘柄は聞いていない。

 

兵庫県産ホタルイカとスナップエンドウのイカ墨パエリア。

やはりパエリアは美味い。

 

肉料理に合わせ、赤ワインもグラスで。

 

群馬県産赤城黒毛和牛、ブラバスソース。

ブラバスソースは、トマト、パプリカなどをベースに、赤唐辛子とニンニクを効かせた辛いソース。

 

スペイン料理のソースにはニンニクを使ったものが多いので美味しいが、明日の朝の息が気になるところ。

 

食後の飲み物は、ちぃさんはハイボール、私は生ビール。

 

デザートは、バスクチーズケーキ。

 

まだ飲んでいる。

ちぃさんはハイボールの2杯目、私はジントニック。

 

何時もはフレンチやイタリアンが多いが、時にはスパニッシュも良いものだ。

店長に見送られ、店をあとにする。

 

これで帰途に就くはずだったが、ちぃさんが『舎鈴』を見付けてしまった。

多くの客が一心不乱にラーメンを啜っている。

吸い込まれるように店内へ。

 

食券を購入し、カウンター席へ。

 

ちぃさんは基本のラーメン。

私はラーメンに味玉トッピング。

 

麺リフト。

 

あ、薬味を入れるのを忘れていた。

 

粗挽き梅と黒胡椒でお化粧。

スパニッシュのフルコースを食べたばかりだが、〆ラーも美味しく完食。

ちぃさんと過ごす、楽しく食べ過ぎた丸の内の夜でした。