5月のこと、ちぃさんと竹芝の「インターコンチネンタル東京ベイ」のメイン・ダイニング、『ラ・プロヴァンス』で過ごす、素敵な夜の続き。
ヴィアンドが届く。
氷温熟成牛のグリエ、トリュフソース。
二週間氷温熟成させている。
赤身肉はとても柔らかく、旨味が凝縮されている。
添えられているのは黒トリュフ。
トリュフがたっぷり入ったソース・ペリグーが肉に良く合う。
筍とこごみが季節感を演出している。
大好きなパン・オ・ノアを追加。
赤ワインのグラスを飲み干すと、肉料理にもシャンパーニュ。
とうとう三本目を抜栓。
今夜のシャンパーニュは、アンドレ・ディリジャン、ブリュット・トラディション、ヴェメンス。
今夜も飲み過ぎだね、と言いながら乾杯。
デセールが届く。
サクラのミルフィーユ、カルダモンアイスクリーム添え。
白はハチミツとヨーグルトのエスプーマ。
フルーツは、ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー。
デセールのお供は、熱いコーヒー。
ミルクポットとシュガーポットが出されるのは、流石ホテルレストラン。
砂糖は、フランス領レユニオン島のサトウキビ100%で作られるプレミアム・シュガーのラ・ペルーシュ。
ミニャルディーズも届く。
マカロンと、オレンジと抹茶の生チョコレート。
スイーツが苦手なちぃさんの分も全て私がいただく。
庄司支配人がボトルを持ってテーブルに来られた。
「デザートワインは如何でしょう」と、お店から嬉しいプレゼント。
このデザートワインは日本には輸入されていない。
カリフォルニアのロバート・モンダヴィ・ワイナリーが造る、サヴィト、ソーヴィニヨン・ブラン、オークヴィル・ナパヴァレー、パッシート・メソッド、2018年。
ソーヴィニヨン・ブランのぶどうを陰干しして糖度を高めて作ったスイート・ワイン。
上品な甘みの美味いデザートワインだ。
ミニャルディーズとデザートワインの組み合わせも楽しい。
支配人とも話しが弾み、コーヒーをお代わり。
すっかり寛いで長居をしてしまった。
庄司支配人に見送られ、『ラ・プロヴァンス』をあとにする。
やはり「インターコンチネンタル東京ベイ」のレストランは料理もサービスも素晴らしく、好きだ。
竹芝埠頭公園の日本丸のマストを模したモニュメントに明かりが灯り、美しく輝く。
学生時代はここから東海汽船に乗り、大島や三宅島によく磯釣りに出かけたことを思い出す。
ちぃさんと竹芝の「インターコンチネンタル東京ベイ」で過ごす、素敵な夜でした。




















