4月のある休日、友人たちと銀座の馴染みのイタリアン、『アンジェロ』で過ごす楽しい夜の続き。
セコンドピアットは、牛肉のグリル、トリュフソース。
この焼き色が食欲を誘う。
四人に取り分け。
部位の説明は無かったが、ハラミ肉のようだ。
英語で言えば、ハンギングテンダー。
牛肉には赤ワイン。
グラスでお願いしたのでボトルの写真は無し。
菅原シェフのコース料理の面白いところは、プリモ、セコンドの後にご飯ものが出されること。
卓上でご飯にスープが注がれる。
魚介出汁の洋風茶漬けの出来上がり。
〆に茶漬けは美味い。
今日の魚料理は鯛だったので、この出汁は鯛のあらでとられているようだ。
ここで店長から「よろしければこのワインを飲まれませんか」と白ワインのボトルの差し入れ。
これは、チャウンチャウン、シャルドネ。
大阪のワイン輸入商、徳岡の企画商品で、フランス、ラングドック地方のリムーで生産されたシャルドネをバルクで輸入し、山梨県笛吹市の南アルプス ワイン アンド ビバレッジでボトリングされている。
シャルドネの他にピノ・ノワールも作られていて、750mlのボトルの他に、3ℓの箱ワインも販売されている。
白ワインのボトルを飲み干すと、ワインの〆にハウス・スパークリングのマレステを注文。
すると再び店長が現れ、「折角ですので、イタリアのスプマンテをお飲みください」と、またまた嬉しいプレゼント。
イタリア、ヴェネト州のヴァルドが造る、イキ、スプマンテ、ブリュット。
フレッシュ&フルーティーなスプマンテ。
ぶどうは、グレラ、ガルガーネガ。
サクラアワードの金賞を受賞している。
今夜もいっぱい飲んだねと言いながら、四人で乾杯。
ドルチェは、オレンジのパンナコッタ。
スプマンテのボトルで〆たはずが、ナイトキャップも飲もうということでスピリッツを注文。
ピエールロゼさんはウイスキーのオンザロックスをダブルで。
私はラムのオンザロックスをダブルで。
きゅーちゃんとちぃさんはハイボールを飲んでいる。
ここはやはり人気店、ほとんどのテーブルが客で埋まっている。
一番下段の個室にも大人数の客が入っている。
店長に見送られ、酔っぱらいの四人は店をあとにする。
薄暗い階段を三階分上がって帰途に就く。
酔った状態で階段を下るのは危険だが、幸いなことにここの帰りは上り。
コリドー通りからみゆき通りに出たところで皆さんと別れると、私はJRのガード下を通り抜け、日比谷仲通りへ。
既に何度も触れているが、日比谷ステップ広場には「ウイキッド 二人の魔女」をテーマにしたフラワードーム。
立ち寄ったのは、「東京ミッドタウン日比谷」。
館内には人が少なく、ひっそりとしている。
買い物をしたかったのだが、酔って時間の感覚を失っていたようだ。
飲食店を除き、物販店は既にシャッターが下りている。
六本木に「東京ミッドタウン」が開業した時はミッドナイトまで楽しめる街のコンセプトだったが、コロナ以降閉店時間が早くなり、特に日比谷は閉まるのが早い。
日比谷アーケードの店も、既に営業を終えている。
今夜はおとなしく帰途に就くことにする。
友人達と銀座の隠れ家イタリアンで過ごした、楽しい夜でした。
きゅーちゃんの記事はこちら。
ピエールロゼさんの記事はこちら。


























