3月のこと、友人と八重洲のイタリアンでランチの約束。
日本橋で用事を済ませたあと、常盤橋経由で八重洲へ向かう。
ここは常盤橋タワー。
お隣では完成すれば日本一の高さとなる、東京トーチの建設が進んでいる。
常盤橋タワーの池には、美しい錦鯉。
この池の錦鯉は新潟県小千谷市で育てられたもので、錦鯉のオーナーから寄付されたもの。
花壇に見慣れない花が咲いている。
近付いて観ると、これはみつまたの花だ。
ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉性低木で、原産地は中国中南部・ヒマラヤ地方。
ミツマタの内皮は和紙の原料として使われている。
外堀通りを南に進み、ランチの場所に向かう。
予約しているお店は、「東京ミッドタウン八重洲」の中。
『ラ・テラッツァ・サバティーニ』の前で、しづちゃんと落ち合うと、入店。
(食後に撮影したので、ランチ営業終了の札が出ています。)
予約しているのは、スペシャルランチコース。
まずはスプマンテ。
チェビコがエミリア・ロマーニャ州で造る、アットゥアーレ、スプマンテ、キュヴェ・パ・ドセ。
しづちゃんと乾杯。
フレッシュ&フルーティなスプマンテで、ぶどうはトレッビアーノ100%。
アンティパストミストが届く。
ドライトマトと菜の花のフリッタータ、リコッタチーズソース。
大山鶏胸肉の低温ロースト、タプナードソース。
モルタデッラとイタリアンミックスサラダ、特製ドレッシング。
フォカッチャも届く。
ローズマリーが香しい。
スティル・ワインは二人でリストを検討した結果、白を選んで抜栓。
流石サバティーニ、大きなグラスが嬉しい。
マルケ州のピエールサンティが造る、テッレ・ディ・サンパオロ、ヴェルディッキオ、クラッシコ・スペリオーレ、2022年。
熟した洋梨やパイナップルの香り。
濃厚な果実の凝縮感、後味には炒ったナッツのニュアンス。
ぶどうはベルディッキオ100%、アルコール度数は14.5%と高い。
プリモピアットは、パンチェッタと新玉葱のアマトリチャーナ、ペンネリガーテ。
取り分けはしづちゃんがしてくれた。
遊歩さんに”甘えてる”と叱られそうだ。
今日は大学の卒業式があったようで、着物姿の女性客が多く、店内は華やかな雰囲気。
しづちゃんと過ごす、八重洲の楽しい午後は続きます。