フレンチディナー、ワイン飲み放題 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今朝のベランダ菜園での鷹の爪の収穫。

 

秋が深まり鷹の爪の色付きが悪くなったが、今週の久し振りの日差しと20℃を超える気温により、49本を収穫することができた。

これで三株の鷹の爪の今年の収穫本数は、853本となった。

1000本達成まであと150本、何とか晴れた暖かい日が続いてもらいたい。

 

3月の記事がまだ残っていたことを発見。

ちぃさんと二重橋で待ち合わせ。

 

行幸通り地下道を丸の内側に向かう。

 

向かったのは「新丸ビル」。

地下1階に出来た新しいお店、『スパイス・シアター』に立ち寄ってみる。

カレー料理店だが、夜は酒の肴で飲むこともできるようだ。

 

エレベーターでレストラン階の5階へ。

ここには多くの名店が軒を連ねる。

 

今夜のディナーのお店は、フレンチの『エリックス バイ エリック・トロション』。

ここは、フランスの人間国宝と称されるM.O.F.(国家最優秀職人賞)に輝くエリック・トロション氏の名を冠するお店。

 

靖国神社の標本木はやっと開花したばかりだが、ここの桜はもう満開。

 

カウンターの何時もの席に着く。

目の前には銘醸ワインが並ぶセラー。

今日は店長の大塚さんがお休み。

ソムリエの菅原さんが、「今夜は高原様に万全のサービスを心掛けるようにと大塚から厳命を受けておりますので、よろしくお願いします」とのこと。

 

背中側の壁には、ブルゴーニュ、コート・ドールのグラン・クリュ街道の地図。

銘醸地の村名が並ぶ。

コロナ前、ここを車で走ったことを懐かしく思い出す。

 

菅原さんが、「今夜ご用意したシャンパーニュはこの三本です」とカウンターに並べてくれる。

 

まず抜栓したのは、三本の中で唯一飲んだことのないシャンパーニュ。

 

ヴァレ・ド・ラ・マルヌのR.M.、トリュドンが造る、シャンパーニュ、アンブレマティス。

畑の土壌は粘土質でピノ・ムニエの生育に適している。

セパージュは、ピノ・ムニエ85%、ピノ・ノワール15%。

リザーブワインを40%と多く用い、ドサージュは7g/ℓと少なく、瓶内熟成期間は36ヶ月と長い。

 

ちぃさんと乾杯。

熟したアプリコットやマンゴーの香り。

活き活きとした酸とミネラルが心地よい。

新しいワインに出会うのは本当に楽しい。

 

グラスはシュピゲラウ。

南ドイツ、バイエルン地方の名門グラスウエアブランド。

とても薄くて口当たりが良く、しかも耐久性に優れている。

 

アミューズ・ブーシュは焼き立てグジェール。

まさに焼き立ての香り。

ソースは、ハーブ入りのフロマージュブラン。

 

グジェールの中にはハモン・イベリコ。

この塩味がグジェールの味を引き締めている。

 

「この三本に加え、よろしければこのシャンパーニュもお飲みいただけます」と、ソムリエの菅原さんが新しいボトルを出してくれる。

 

お言葉に甘え、パイパー・エドシック、エッセンシエル、エクストラ・ブリュットを抜栓。

 

マリー・アントワネットやマリリン・モンローの逸話が残る深紅のエチケットのパイパー・エドシックは、ミュズレも赤。

 

エチケットにセパージュ等の情報が記載されているのはありがたい。

ピノ・ノワール45%、ピノ・ムニエ36%、シャルドネ19%。

リザーヴワイン比率は23%、熟成庫への入庫は2017年。

 

デゴルジュマンは2022年11月、ドサージュは6g/ℓと少ない。

まさにパイパー・エドシックの特徴を体現した、白い花の豊かな香りを持つ、切れの良い辛口。

 

第一のアントレは、サーモン、クスクス、桜花。

 

サーモンのタルタルには塩漬けの桜花、その上にはフロマージュブラン、トップにはディルとピンクペッパー。

サーモンのタルタルの下には、バジルで色付けしたクスクス。

 

バゲットも届く。

これは美味いが、料理の品数が多いので食べ過ぎ注意。

 

第二のアントレは、和牛、フロマージュブラン、西洋わさび。

黒いソースはバルサミコ、白い粉は岩塩。

白いソースは西洋わさびを入れたフロマージュブラン。

 

和牛のローストビーフがアントレとは驚き。

ヴィアンドと言っても良いくらいのヴォリュームがある。

そして美味い。

添えられているのは、エンダイヴ、赤ワインヴィネガーのソース。

 

第三のアントレは、グリーンアスパラガス、トリュフ、半熟卵。

 

グリーンアスパラガスは長崎県産。

根元まで柔らかく、筋が無くて旨味が強い。

黒トリュフとマヨネーズのソース、散らされているのはグラノパダーノ。

 

ディナーの開始時間に入店したので客は少なかったが、一時間もすると増えてきた。

窓のシェードが上げられ、東京駅丸の内駅舎が見えるようになった。

3月も末になり、陽が長くなっている。

ちぃさんと過ごす、丸の内の素敵な夜は続きます。