冬にはフレッシュオイスター、グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン、品川 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

2月のこと、彼女と品川の『グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン』で過ごす楽しい夜の続き。

ここはニューヨークのグランド・セントラル駅の地下にあるレストランの東京店。

ニューヨークに行く度に食事に行っていた好きなお店だ。

 

フレッシュオイスターをたっぷり堪能した後は、大好きなソフトシェルクラブ。

メニューにあると必ず注文する料理だ。

 

ソフトシェルクラブのフライ、スパイシーカレーソ-ス。

 

二人の取り皿に取り分けるのは私の仕事。

大きなソフトシェルクラブが2杯分入っているので、取り分けても結構なヴォリュームがある。

これは最高に美味い。

 

フレッシュオイスターとソフトシェルクラブでスパークリングワインがどんどん進む。

 

飲んでいるのは、フランスのモエ・エ・シャンドンがオーストラリアで造る、シャンドン、ブリュット。

 

続く料理は、鮪のレアグリル、Hot & Sourソース、ガーリックの香り。

ケール、ベーコン、マッシュルームのソテー添え。

 

肉厚の鮪はまさにシーフードステーキ。

レアの焼き具合が食欲をそそる。

 

ケールは巨大で、ベーコンも肉厚。

 

この料理も私が二人に取り分け。

何時もはメインに肉料理を選ぶのだが、ここではシーフードを選んで正解と思う美味しさ。

 

牡蠣とモッツァレラチーズのスパゲッティ・アラビアータ。

 

シャンドンを飲み干すと白ワインをボトルで注文しようとしたが、彼女が”明日の朝早くから会議がある”とのことで、グラスで飲むことに。

選んだワインは、カリフォルニアのベリンジャー、ナパ・ヴァレー、シャルドネ、2020年。

 

二人に取り分けてもかなりのヴォリュームがある。

写真では見えないが、牡蠣とモッツァレラチーズがたっぷり入っている。

 

シャルドネは二杯目。

カリフォルニアらしい濃厚な果実味のシャルドネも良いものだ。

 

デザートはシナモンアップルパイにしようと思ったが、温めるので10分ほどかかるとのこと。

そこでニューヨークチーズケーキを選択。

 

アメリカンな大きさが嬉しい。

濃厚なレアチーズケーキで、ストロベリーソースが良く合って美味い。

 

熱いコーヒーで今夜を締めくくる。

 

今夜はワインは適量だが、料理は食べ過ぎてしまった。

アメリカンのお店は一皿のヴォリュームがあることを忘れていた。

満腹満足で席を立つ。

店内は賑やかで活気がある。

今夜も満席なのだそうだ。

 

やはり『グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン』は楽しく、ここに来るとニューヨークを思い出す。

 

「アトレ品川」のレストランフロアの他のお店も満席のようで、入店待ちの客の列も出来ている。

彼女と過ごす、品川の楽しく美味しい夜でした。

 

ところで、最近は物価や人件費の上昇が続いているが、それに合わせてレストランの価格も大幅に上がっている。

丸の内の大好きなフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』で何時も食べているコース料理は、2年前は一人10,000円だったが、昨年には13,200円に、今年は14,900円に上がった。

『グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン』の食事代も以前は二人で2万数千円くらいのイメージだったが、今夜は約35,000円だった。

現役を引退した身にとってはこの値上がりは厳しい。

そろそろ外食回数を減らすべきなのだろう・・・。