先ずはベランダ菜園の収穫のご紹介。
3株植えた鷹の爪の三度目の収穫は86本。
四度目の収穫は54本。
これで今年の収穫総本数は323本となった。
もうこの暑さで7月以降花が咲かなくなっているので、今年前半の収穫はあと僅かを残すのみ。
初秋になり再度の開花を待つことになる。
日焼けで傷んだピーマンは日陰で回復中で、あと数日で再び収穫できそうだ。
バジルはすくすくと成長中で、毎日葉を摘んで朝のサラダや昼のパスタに入れて楽しんでいる。
1月のこと、池袋東武で開催された高知県の高木酒造の販売会を再び訪問することに。
池袋西武が閉じていても、池袋には多くの人出。
ここを見る限りでは日本の人口が減少している実感は湧かない。
向かったのは、池袋東武。
予定時間よりも早く着いたので、まずはエノテカでワインをチェック。
すると、「やっぱりここに居たわね」と、しづちゃんが現れる。
本来の待ち合わせの場所は、ここ。
高知の高木酒造のポップアップストア。
豊能梅の素晴らしい酒が並ぶ。
今日は休日ということで、多くの来客対応で五代目は大忙し。
二人とも買いたい酒を手早く購入すると、五代目に挨拶をして食事に向かうことにする。
酒以外にも、高知新聞の号外が置かれている。
高知の19の蔵が勢揃いした写真の中で、前列左から三人目が高木酒造の五代目。
一昨日にも二本購入しているが、今日は”いとをかし”を追加購入。
この酒は、IWC2023年の金賞を、そしてクラ・マスター2024年のプラチナ賞、全米日本酒鑑評会2024年の金賞を受賞している。
これが、高知酵母CEL24で醸された、豊能梅 純米吟醸 いとをかし。
CEL24はカプロン酸エチル系の芳香成分を多く生成する酵母で、林檎のような甘い香りが特徴。
日本酒度は-10と甘口だが、綺麗な酸を有するので甘く感じず、食中にするすると飲める美味い酒だ。
五代目によると酒造好適米についても値上がりが激しく、確保に苦労されているそうだ。
以前は吟の夢と松山三井が使われていたが、高知のかずみさんによると、今はトヨメキ、タチハルカ、土佐麗、松山三井を使い分けているとのこと。
今年は日本酒も大幅値上げとなりそうだ。
”いとをかし”は実は大変な間違いから生まれた酒。
その開発秘話はこの新聞記事にもなっている。
興味のある方は拡大してご覧ください。
買い物を済ませると、予約しているディナーの店に向かう。
地下通路にも多くの人出で、肩がぶつからないように歩くのにもひと苦労。
向かったのは、東口にある『ゆたかや商店』。
今日は居酒屋で軽く飲んで食べて帰ろうということにしたが、私は居酒屋にはまるで疎い。
騒がしく、テーブルが狭く、喫煙可の店は避けたいところだ。
そこでネットで調べ、禁煙で、そこそこ良い店が入店しているビルの食堂街にある居酒屋を選んだ。
テーブルはゆったりとした配置。
夕食には早すぎる時間だが、結構客が入っている。
私たちはボックス席に案内された。
四人用の広いテーブルで、席がベンチシートになっているので荷物を置くにも便利。
コース料理を頼むと、最初に出されたのはおでん。
寒い季節には、熱々のおでんで食事を始めるのは身体が温まって良いものだ。
まずは、プレモルで乾杯。
朝獲れ有機野菜と生ハムのサラダ。
熊本県産の馬肉の赤身刺し。
プレモルはあっという間に二杯目。
と言うのは、日本酒を飲む気で来たのだが、驚いたことにここには日本酒が一種類しかなく飲む気が失せてしまった。
産地直送季節鮮魚のお造り三点盛り。
今日の魚は、鰤、サーモン、鯖。
鹿児島どりの鉄板照り焼き。
白身魚のフライ、鶏の唐揚げ、北あかりのフライドポテト。
一挙に料理が届いたので、広いテーブルがとても賑やかに。
またプレモルの新しいジョッキを飲んでいる。
大山鶏の地鶏鍋。
ここは鶏料理を得意とするお店のようで、鶏料理三品目。
〆にはうどんをお願いする。
美味いのだが塩分が強いので食べ進まず、多くを残してしまった。
〆の乾杯。
しづちゃんは四杯目、私は五杯目。
夏のビアガーデンでもないのに、久し振りにビールをいっぱい飲んでしまった。
デザートはロールケーキ。
しづちゃんがパスしたので、私が二個ともいただく。
店を出ると、二人ともお化粧室に飛び込む。
明らかにビールを飲み過ぎ。
まだ夜早い時間なので、池袋の街は人で溢れている。
今夜はこれでおとなしく帰途に就く。
しづちゃんと過ごす、珍しくワインが登場しない池袋の夜でした。