今日のランチはお気に入りのレストランで、ザ・グリル・トラノモン、虎ノ門 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

1月のこと、彼女と「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の『ザ・グリル・トラノモン』で過ごす楽しい午後の続き。

 

カヴァのボトルを飲み干すと、メイン料理に合わせ、赤ワインを抜栓。

 

イタリア、プーリア州のパッツィア、プリミティーヴォ、2022年。

凝縮された果実味、カシス、プラム、ダークチェリー等のニュアンスに、強いがまろやかなタンニン。

飲み応えがある、しっかりとしたストラクチャーのプリミティーヴォだ。

 

ぶどうはプリミティーヴォ100%。

アルコール度数は13.5%と強め。

バックラベルが英語表記ということは、輸出用と思われる。

説明によると、”pazzia”とは”madness”という意味なのだそうだ。

 

メイン料理は黒毛和牛リブロースステーキを頼む予定だったが、残念なことに売り切れ。

そこで彼女は、白金豚肩ロースのグリル、マスタードソース。

 

肉が柔らかく、フルーツの甘みを感じるソースが良く合って美味しいとのこと。

 

私は、自家製ハンバーグステーキ、デミグラスソース。

 

180gと250gが選べるので、私はもちろん250g。

マッシュポテトがとてもクリーミー。

 

パンかライスが付くので、二人ともパンを選ぶ。

 

ナイフを入れると肉汁がジュワ~と流れ出る。

肉々しいハンバーグが美味い。

 

ボディの強いプリミティーヴォとハンバーグの相性はとても良い。

 

塩胡椒入れは、プジョー製。

赤が胡椒、黒が塩。

 

プリミティーヴォの最後の一杯を飲みながら、のんびりお話しする時間が楽しい。

 

デザートは二人とも同じものを選ぶ。

 

モンブランはあれば必ず頼む大好物。

 

〆の飲み物は、ホットコーヒー。

 

砂糖は使わないが、ここのはブラウン・シュガー・ファーストのオーガニック、ココナッツ・シュガー。

 

ゆっくり食事をしていたので、ランチ時間はとっくに過ぎている。

キッチンは暇そうだ。

 

ダイニングルームに残る客は僅か。

 

夕方になるとスタンディングでアペロを楽しむ人で賑やかになるバーコーナーも、今は静まり返っている。

 

今日のランチも楽しく美味しかった。

 

彼女がドーナツが欲しいというので、お向かいにある「THE STAND fool so good(s)」へ。

ここは” fool so good(s)=馬鹿げているけど毎日が楽しくなる商品”を集めたセレクトショップ。

 

ここでは色々なセレクト・グッズに加え、ホットドッグやドーナツを買うことが出来る。

ドーナツを幾つか買うと、帰途に就く。

 

彼女と過ごす、虎ノ門の楽しい午後でした。