新年はがっつり肉でスタート、バルバッコア・クラシコ、丸の内 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

1月初旬のこと、彼女と丸の内の『バルバッコア・クラシコ』で過ごす楽しい午後の続き。

 

一番好きなピッカーニャ(イチボ)は何度でも食べたい部位。

今度は少し肉厚に切ってもらう。

この一枚は彼女へ。

 

私は串に残った厚い肉をそのままもらうことに。

厚切りのピッカーニャも美味い。

 

スプマンテ、ソーヴィニヨン・ブランを飲んだあとは、ピノ・ノワールを選択。

 

カリフォルニア、ナパ・ヴァレーのフィオール・ディ・ソーレが日本向けに造るプライベートブランド、ドリームリー、ピノ・ノワール、2022年。

 

ぶどうは、セントラル・コースト、ノース・コースト、セントラル・ヴァレーのピノ・ノワールが使われている。

ストロベリーやラズベリーの甘い果実味、まろやかなタンニンを持つ、カリフォルニアらしいピノ・ノワール。

ブルゴーニュのピノ・ノワールが好きな彼女は、やはり苦手とのこと。

 

続く肉は、左は再びのペッパーステーキ。

部位はピッカーニャ。

右はビッフェ・デ・チョリゾー(サーロイン)。

 

ピノ・ノワールを飲みながら食べる肉は旨い。

 

彼女が濃厚なシャルドネを飲みたいというので、カテナを出してもらう。

アルゼンチンを代表するワイナリー、ボデガス・カテナ・サパータが造る、カテナ、シャルドネ、2022年。

支配人の小林さんは若い頃にカテナを訪問したことがあり、カテナは小林さんイチオシのワイン。

カテナを注文すると必ず小林さんがテーブルに来てくれるのだが、残念ながら今日はお休みで不在。

 

自社畑のシャルドネ100%を、フレンチオークの樽(新樽比率35%)で、シュールリーで10ヶ月熟成。

シトラスやトロピカルフルーツ、花梨の香り。

強い果実味、酸、ミネラルのバランスが素晴らしい。

 

ドリームリーのピノ・ノワールとカテナのシャルドネの並行飲みは楽しい。

 

アルカトラ(ランプ)も美味い。

 

フラウジィニア(カイノミ)も好きな部位。

他にも色々な肉を食べたが、同じような画像なのでアップは省略。

 

満席だった店内には空席が目立つようになった。

 

でも私たちはまだ食べ続けている。

大好きな焼きパイナップル。

 

酸があるので、これを食べると消化が促進されるような気がする。

 

まだ肉も食べているので、カテナの赤ワインも飲むことにする。

シャルドネと同じく、アルゼンチンを代表するワイナリー、ボデガス・カテナ・サパータが造る、カテナ、マルベック、2022年。

 

アルゼンチンのワインの聖地、メンドーサで造られる、アルゼンチンの赤ワインを代表する品種、マルベック。

 

黒果実の凝縮感、綺麗な酸とタンニン、バラやスミレのニュアンス、そして長い余韻。

アルコール度数は13.5%と強め。

やはりカテナのマルベックは美味い。

 

今度はドリームリーのピノ・ノワールとカテナのマルベックの飲み較べ。

色の違いが良くわかる。

 

シュラスコでは焼きチーズも外せない。

彼女と過ごす、丸の内の楽しい午後は続きます。