新年はがっつり肉でスタート、バルバッコア・クラシコ、丸の内 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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私の記事も今日でようやく年が明けました。

1月初旬のこと、彼女と丸の内で待ち合わせ。

新年最初の外食は彼女ががっつり肉を食べたいということで、シュラスコのお店を予約。

 

今日は東京駅側から「新丸ビル」に入館。
地下の入り口は、何気に地味。

 

何時ものとおり地下から1階までエスカレーターを使い、1階からエレベーターでレストラン階に上がる。

 

今日のランチのお店は、『バルバッコア・クラシコ』。

店の前で彼女を迎えると、揃って入店。

 

何時ものとおり一番奥の窓際の席に案内される。

まずはスパークリングワイン。

 

今日のスパークリングワインは、イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のロータリが造る、ロータリ、ブリュット、プラチナ、ミレジマート、2017年。

トレンティーノ地域にある広大な畑から収穫される自社ぶどう100%で、瓶内二次発酵方式で造られる高品質スプマンテ。

 

ロータリは大好きなスプマンテ・メゾン。

新年早々にそのミレジマートを飲むことが出来て嬉しい。

ぶどうは全て手摘み、瓶内熟成期間は36ヶ月と長い。

セパージュはシャルドネ80%、ピノ・ノワール20%。

雑味のない綺麗な果実味と熟成感、冷涼な気候を思わせる切れのある酸、ドロミテ土壌由来の活き活きとしたミネラル。

やはりプラチナは美味い。

 

乾杯を済ませると、サラダバーへ。

 

肉の前には、べジファースト。

でも肉が食べられなくなるので、食べ過ぎは厳禁。

彼女の皿はお野菜豊富。

ヴォリュームは多く見えるが、ほとんどが葉物野菜なので実際にはかなり控えめ。

 

私の皿は、葉物野菜が少ない。

葉物野菜は朝食でたっぷり食べているので、家では食べることが少ない食材を中心に選んだ。

パルミット、アーティチョークは大好き。

そしてパルミジャーノ・レッジャーノやオリーブも外せない。

 

サラダを食べながらも、シュラスコも頼むことにする。

 

肉のお供のモーリョが届く。

醤油のモーリョと野菜のモーリョ。

 

ポンデケージョも届く。

ポンデケージョはブラジル、ミナス・ジェライス州発祥のチーズパン。

ブラジルだともっと大きなポンデケージョが山盛りでテーブルに届くので食べ過ぎてしまうのが問題。

 

肉用のナイフは、ブラジル製のトラモンティーナ。

”バルバッコア”の名前入り。

 

メダルが赤だと肉は出されない。

 

彼女の要請に従い、緑に裏返す。

 

最初に出されるのは鶏肉とソーセージだが、パス。

これはペッパーステーキ。

 

続いてピッカーニャ(イチボ)。

 

ペッパーステーキも部位はピッカーニャ。

これが柔らかくて美味しい。

もちろん串焼きのピッカーニャも美味い。

 

フリッツも少しもらう。

彼女はパス。

 

スプマンテを二杯飲んだあとは、白ワイン。

 

ニュージーランド、マーティンボローのマーティンボロー・ヴィンヤードが造る、テ・テラ、ソーヴィニヨン・ブラン、2023年。

ニュージーランド北島の最南端、ワイララパにあるマーティンボローはニュージーランドのブルゴーニュ、ピノ・ノワールの聖地と称される銘醸地。

面積は極めて狭く、ニュージーランドのワイン生産量の僅か1%を占めるに過ぎない。

 

ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランと言えば、南島の北端のマールボロが有名だが、マーティンボローも負けていない。

華やかな白い花の香り、パッションフルーツのニュアンスを持つ豊かな果実味、そして綺麗な酸。

やはり美味い。

彼女と過ごす、丸の内の楽しい午後は続きます。