早めのお誕生日のお祝いは素敵にフレンチで、Dining 33、麻布台ヒルズ 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年12月のこと、ちぃさんと過ごす「麻布台ヒルズ」での素敵な夜の続き。

 

「インタートワイン ケーエム 山仁」でアペロをした後は、今夜のディナーのレストランに向かう。

 

B1Fから33F直行エレベーターで向かったのは、「Hills House AZABUDAI」。

 

今夜のディナーのレストランは、『Dining 33』。

ここは三國清三シェフがプロデュースする”グランビストロ”。

 

開店時間の5分後に入店したが、既に多くの先客。

今夜も満席の予約なのだそうだ。

 

私たちのテーブルは窓際。

東京タワーが目の前に見える。

右奥に見えているのは、レインボーブリッジ。

 

東京タワーが見えるように、ちぃさんには室内側に座ってもらう。

 

ここにはオープン後すぐに訪問している。

それから約11ヶ月、今夜はどんな料理に出会えるか楽しみだ。

 

最初のワインは、シャンパーニュ。

ペリエ・ジュエ、グラン・ブリュット。

 

ちょっと早めだが、「お誕生日おめでとう」の乾杯。

綺麗な果実味と骨太の熟成感を持つ、洗練されたシャンパーニュ。

セパージュは、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ40%、シャルドネ20%。

 

ミネラルウォーターはコンガスをお願いする。

奥会津金山天然炭酸の水。

 

フォカッチャが届く。

フレンチでフォカッチャとは面白いが、これが美味いのだ。

お供はE.V.オリーブオイルとバルサミコ。

 

届いたアミューズにびっくり。

なんと、インド料理のパニプリ。

 

中にはサーモンとクリームチーズ。

崩してお食べ下さいとのことだが、一口でパクッといただく。

 

第一のアントレは、甘海老と茄子のコンポート仕立て。

 

上に乗っているのは、蕪、マフノリ、ピンクペッパー。

 

甘海老は二段重ねで、6尾。

しょっつると鰹節オイルのソースが料理の味を引き立てる。

 

第二のアントレが届く。

北海道函館産白子のポシェ、スープ・ド・バジル、ローズマリーのエキューム。

 

ローズマリーとミルクの白いエキューム。

最初はローズマリーの香り。

エキュームの下には野菜たっぷりのバジルのスープ。

スープを口に運ぶと、今度はバジルの香り。

 

中には白子がごろごろ。

 

ポワソンは、鰆のミキュイ、ソース・エクラ。

ここではポワソンとヴィアンドは大皿で出され、自分で取り分けてソースをかけて仕上げる。

 

ソースの緑はシブレット。

中には鱒の卵が入っている。

 

二人に取り分け。

野菜はトレビスと大根。

 

鱒の卵入りのソースをたっぷりかけていただく。

ちぃさんと過ごす、「麻布台ヒルズ」での素敵な夜は続きます。