今夜は素敵にフレンチディナー、ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ、六本木 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今夜はまた時系列を飛び越えて、クリスマスシーズン記事をアップ。

昨年12月のこと、彼女と六本木のレストランで待ち合わせ。

 

「東京ミッドタウン」に来ると必ず撮影する、安田侃氏の「意心帰」。

 

まずはガレリアに向かう。

 

「東京ミッドタウン」から小さなプレゼント進呈の連絡をもらったので、受け取り。

数種類のアメニティの中から選んだのは、ハンカチーフ。

 

ミッドタウンガーデンに出ると、”コーセー ミッドタウン・アイス・リンク”には多くの入場者。

 

夜になると美しく輝く”アンサンブル・ライツ”は、こうして明るい時に見ると少々興ざめ。

でも夜にはまた観に来ようと思う。

 

「東京ミッドタウン」に別れを告げ、今夜の目的の場所に向かう。

 

到着したのは、「国立新美術館」。

 

黒川紀章氏が設計した最後の美術館が美しく聳え立つ。

 

今夜のレストランは、この上。

開店以来何十回と訪れているが、ここに来ると何時もこの景観を撮影してしまう。

 

定番の写真をもう一枚。

左の橋からレストランに渡るようになっている。

 

橋を渡り、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』に進む。

支配人の松尾さんが私に気付き、笑顔で迎えてくれる。

 

クリスマスの飾りが可愛い。

 

私のテーブルは窓側の何時もの場所。

ワイングラスがセットされているのですぐにわかる。

 

コロナが流行すると、テーブルセッティングが向かい合わせから斜向かいに変更となった。

そして今でも斜向かいに座るようになっている。

 

今夜は植田シェフの特別コースをお願いしている。

都内に三店舗ある『ブラッスリー ポール・ボキューズ』の中で、植田シェフの料理がリヨン本店の味を最も忠実に再現していると言われている。

今夜はどんな料理に出会えるか楽しみだ。

 

彼女が到着し、松尾支配人がシャンパーニュを抜栓してくれる。

 

イヴ・ジャック、ラ・キュヴェ・セレクション、ブラン・ド・ブラン。

イヴ・ジャックは、コート・デ・ブラン近郊のバイエに本拠地を置く、家族経営のメゾン。

素晴らしい泡立ち。

柑橘系の爽やかな香り。

口当たりはキリリと引き締まった辛口。

その後に豊かな熟成感、ブリオッシュや炒ったナッツのニュアンスが現れる。

やはり素晴らしいシャンパーニュだ。

 

ぶどうはシャルドネ100%。

使われているぶどうの収穫年は、2019年、2020年、2021年。

デゴルジュマンは、2023年12月20日。

ドサージュは、10g/ℓ。

 

バゲットが届く。

これはお代わり必至の美味しさ。

 

バゲットのお供はカレー風味の鶏のリエット。

これでバゲットが進む。

あまりゆっくり食べていると溶けてしまうので要注意。

 

彼女と過ごす、六本木の楽しい夜は続きます。