昨年12月のこと、ちぃさんと北千住の日本酒酒場、『ウル虎』で過ごす楽しい夜の続き。
続く料理は、生牡蠣。
この冬の牡蠣は身の付きが良い。
ガリバタ牛ハラミ焼き。
これがなかなか美味い。
9種類目の酒は、千葉県成田市の鍋店が醸す、不動 純米 生原酒 ふさこがね 磨き80。
使用米は千葉県産ふさこがね、精米歩合は80%という低精米酒。
低精米でもしっかり美味い酒を醸せるのは素晴らしい。
10種類目の酒は、定番の人気の酒。
山形県鶴岡市の亀の井酒造が醸す、ばくれん 吟醸 超辛口。
通称、赤ばくれん。
使用米は非開示、精米歩合は55%、日本酒度は+20の超辛口。
鶏の唐揚げ。
サクッと揚った唐揚げが美味い。
11種類目の酒は、山形県山形市の秀鳳酒造場が醸す、珠韻 純米大吟醸。
厳選特約店限定の希少な酒。
使用米、精米歩合とも非公開。
まろやかな米の旨味を味わえる綺麗な酒だ。
12種類目の酒は、青森県弘前市の三浦酒造が醸す、豊盃 特別純米酒。
豊盃米を使った、豊盃の看板酒。
使用米は豊盃米、精米歩合は麹米55%、掛米60%、使用酵母は協会9号系。
13種類目の酒は、福井県吉田郡永平寺町の黒龍酒造が醸す、九頭龍 垂れ口 生酒。
うすにごりの生酒は美味い。
使用米は福井県産五百万石、精米歩合は65%。
14種類の酒は、新潟県村上市の宮尾酒造が醸す、〆張鶴 しぼりたて 生原酒。
若い頃は〆張鶴が好きで良く飲んでいた。
飲み方もラベルに記されている。
使用米は、麹米が五百万石、掛米がこしいぶき、精米歩合は60%。
フレッシュで美味いが、アルコール度数は20%もあるので飲み過ぎ注意の酒だ。
今夜も美味い酒をたっぷり飲んで大満足。
オーナーの國井さんに見送られ、店をあとにする。
このあと軽くワインを飲んで帰るつもりだったが、ちぃさんと話しているうちに新しいラーメン屋に行こうということに。
向かったのは、『千住 チャーシュー軒』。
人気の『麻布チャーシュー軒』の姉妹店で、2024年3月に開店。
ここは鮨屋の名店、『千住 しげ』のしげさんが食べて美味しかったとのことで、訪問。
店内には長いテーブルが三つ。
これは相席を前提としたもので、混んでくるとゆっくり食事が出来ないと思う。
『ウル虎』では日本酒しか飲んでいないので、ここではビールを選択。
ここは、赤星。
しっかりとした味わいの赤星が美味い。
ちぃさんはラーメン。
私は、ワンタン麺。
煮干しスープは濃すぎず丁度良い濃度で美味い。
滑らかな中細麵はスープに良く合う。
チャーシューはとても柔らかく美味。
次回はチャーシュー麺を食べようと思う。
禁断の〆ラーメンを完食すると、帰途に就く。
駅前には控えめながらも煌びやかなクリスマスイルミネーション。
ちぃさんと過ごす、北千住の楽しい夜でした。