今年はレストラン訪問記事、旅行記事が多すぎてお家での飲酒記事をアップする余裕が無かった。
そこで未アップのお家日本酒/ワイン/スピリッツを抜粋して総集編としてアップ。
三回目の今日が最後です。
素敵な方から素晴らしい酒をいただいた。
愛知県北設楽郡設楽町の関谷醸造が醸す、蓬莱泉 純米吟醸 和(わ)。
酒名は、”和は良酒を醸す”に由来する。
この酒は能作の錫の酒器で。
米の旨味と酸味が程よくバランスし、芳醇でありながら切れがある。
どんな酒肴にも上手く寄り添ってくれる酒だ。
使用米は非開示、精米歩合は50%。
名古屋の海の桜さんから貴重な幻の泡盛、琉球泡盛 泡波をいただいた。
沖縄県八重山郡竹富町字波照間で波照間忠夫さんが波照間酒造所で造る、波照間島の希少な泡盛。
これは本当に美味しいと思うが、プレミアムが付くほどの人気の酒で手に入らない。
詳しくは以前記事にアップしているので、こちらをご参照ください。
この泡盛も素敵な方からお土産でいただいた。
沖縄県名護市のヘリオス酒造の、琉球泡盛 三年古酒 蔵(くら) プレミアムゴールド。
沖縄限定販売の泡盛だ。
真空ステンレスのマグカップで、オンザロックスで。
アメリカンオークの樽で三年以上熟成された泡盛はまろやかで美味い。
アルコール度数は25%。
高知県高岡郡佐川町の司牡丹酒造が醸す、司牡丹 純米吟醸 CEL-24。
7月に司牡丹酒造を訪問したときに購入したもの。
ここがこの酒を購入した「司牡丹酒ギャラリー ほてい」。
休日にもかかわらず、営業部の下元課長が特別に試飲会を開いてくれ、8種類の酒を試飲。
嬉しそうにどんどん飲む私。
司牡丹は淡麗辛口を身上としているので、フルーティーな甘口の酒を醸すCEL-24の醸造には抵抗があったとのこと。
そこで、司牡丹の文字を上下反転させている。
通称は、”さかさぼたん”。
司牡丹らしからぬ甘口の酒で、日本酒度は-14。
それでも酸があるので甘みは口に残らず爽やかな味わい。
CEL-24酵母で醸した吟醸酒では蔵によって味わいに差が出る。
日本酒度が-10以上あるのが、亀泉、豊能梅、司牡丹、-9以下なのが、桂月、久礼、安芸虎。
使用米は土佐麗、精米歩合は60%。
1875年設立のSaigon Beer-Alcohol-Beverage Corporation(SABECO:サベコ)が造る、ビア・サイゴン、エクスポート・プレミアム。
家でビールを飲むことは稀だが、これは10月に旅したベトナム、ホーチミンシティで買ったもの。
(ベトナム旅行記は未アップ。)
ほとんどをジム仲間にお土産として渡してしまったので、手元に残ったのはこの一本だけ。
真空ステンレスのマグカップで。
ベトナムのビールは苦みが少なく爽やかな飲み口のラガーが多いが、エクスポートはコクがあるタイプ。
食中酒に飲んで美味いビールだ。
最近は家では日本酒ばかり飲んでいる。
ワインの価格が高騰しているのが主原因だが、日本酒を盛り上げたいとの思いもある。
もちろん外で飲むのはほとんどワインばかりなのは変わりがない。
この日は好きな造り手の気軽なワインを抜栓。
イタリア、アブルッツォ州でウマニ・ロンキが造る、ビアンキ、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ、2021年。
ウマニ・ロンキはマルケ州に本拠地を構える人気のワイナリーで、マルケ州とアブルッツォ州に合わせて200haのぶどう畑を所有。
プラムやダークチェリーの香り。
凝縮された果実味と柔らかなタンニンを持つ、バランスの良いミディアム・ボディ。
ぶどうはモンテプルチアーノにカベルネ・ソーヴィニヨンが少量ブレンドされている。
熟成はオークの大樽で3ヶ月。
石川県金沢市の福光屋が醸す、福正宗 純米吟醸 にごり酒・生 しろき。
この酒は「東京ミッドタウン」の「福光屋」で購入。
石川県応援のため、今年はここで酒を買うことが多かった。
11月12日発売の冬季限定生酒だ。
兵庫県産フクノハナを59%まで磨いて醸されている。
微発泡で旨味が強く、日本酒度は-6だが酸があるので甘く感じない。
酒器は能作。
今年お家で飲んだ酒の総集編第三話、これにてお開きです。