今年のお家日本酒/ワイン/スピリッツ総集編 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

冬になるとベランダに咲く花はアリッサムくらいで、色彩が乏しくなる。

そこで初めて紅花絹さやを植えてみた。

 

高さ10cmほどの苗が1ヶ月余りでこんなに大きくなり、開花した。

 

紫の可愛い花が寂しくなったベランダに彩を添える。

花の後には絹さやが実るので、二度楽しめる。

来年の冬はもっと多くの株を植えることにしよう。

 

今年はレストラン訪問記事、旅行記事が多すぎて、ウォーキングと花とお家での飲酒記事をアップする余裕が無かった。

お家日本酒の最後のアップは、2月21日の「亀泉 純米大吟醸 貴賓」。

それ以降、家で飲まなかったわけではないので幾つかを抜粋して総集編としてアップ。

 

スピリッツのボトル置き場の中に、ウィーンで買ったシュナップスを見付けた。

 

ウィーン・ドゥブロヴニクで買ったお土産記事はこちら。

 

 

1832年創業のセバスチャン・ストローが造る、洋梨のフルーツ・シュナップス。

洋梨の中でもウイリアムズ種の洋梨が使われている。

 

アルコール度数は35%と、あまり高くない。

 

ステンレスの真空マグカップでオンザロックスで飲むことにする。

若い頃にユーゴスラビア(現セルビア)のベオグラードに三ヶ月間滞在したことがあり、その時にシュナップスを飲むことを覚えた。

シュナップスを食後に飲むと、消化促進になるのだ。

 

高知県香南市の高木酒造が醸す、土佐金蔵 特別純米酒 土佐麗 深海酵母。

 

高木酒造さんとは2019年に蔵を訪問して以来のお付き合い。

今年も7月に訪問しているが、その記事は未アップ。

この酒は6月に「東武池袋」で開催された高木酒造の酒の販売会で購入。

写真は、この酒を醸した六代目、高木一歩さんとのツーショット。

 

使用酵母は、宇宙深海AA41/宇宙AC17。

宇宙深海酵母は宇宙を旅し、更に深海6,200mで数ヶ月間耐えて生き残った酵母。

 

使用米の土佐麗は高知県が開発した最新の酒造好適米。

その土佐麗を使って醸された、初めての深海酒。

(宇宙深海酒は従来の高知県の酒造好適米、吟の夢、風鳴子を使うことが条件となっているため、土佐麗を使った酒は深海酒の名称となる。)

 

能作の錫の酒器で味わう。

酢酸イソアミル系のバナナやメロンの香り。

優しい米の旨味を持ちながら、酸がきりりとボディを引き締めている。

高木酒造の酒は美味い。

 

スペイン、カスティーリャ=ラ・マンチャ州のテッラ・セラーズが造る、エレダー・ドン・フロレンシオ。

 

D.O.ラ・マンチャの規格を満たしているが、敢えてテーブルワインの規格でリリースされているコスパワインだ。

ベルリン・ワイン・トロフィー2023で金賞を受賞している。

 

紫を帯びたガーネット。

カシスやプラムの香り、強い果実の凝縮感とまろやかなタンニン。

ぶどうは、平均樹齢25年以上のテンプラニーリョ、シラー。

熟成はオーク樽で3ヶ月。

アルコール度数は13.5%としっかり。

 

使っているグラスには大きな”E”の文字。

このグラスは六本木の『エンパイア・ステーキハウス』で記念品としていただいたもの。

 

こんなものも飲んでいる。

ゴディヴァ、チョコレート・リキュール。

オンザロックスで飲んだが写真が無い。

甘くまろやかで濃厚なチョコレートの旨味。

アルコール度数は15%。

このボトル、買った記憶はないが何故家にあるのだろう。

 

高知県安芸市の有光酒造場が醸す、安芸虎 夏純吟 生酒。

これは高知のかずみさんにいただいたお酒。

 

安芸虎のラベルは怖い虎の絵が使われていたが、現四代目当主のお嬢さん、有光由さんが蔵に入られてからスタイリッシュで可愛い虎のラベルに変わりつつある。

 

他にもこんなラベルも。

安芸虎 純米吟醸 朝日。

 

あきとら 純米吟醸 原酒 Light-Body。

 

AKITORA SPARKLING うすにごり。

 

AKITORA 純米大吟醸 CEL-24。

 

五代目修行中の由さんとツーショット。

7月に「高知大丸」の酒販コーナーで販促中の安芸虎のブースを訪問した時の撮影。

 

この酒も高知県の新しい酒造好適米、土佐麗を用いている。

精米歩合は60%、酵母はAA41、日本酒度は±0。

 

バナナやメロンの心地よい吟醸香。

安芸虎らしいしっかりした米の旨味を持ちながら、爽やかな夏酒に仕上がっている。

 

同じく高知県安芸市の有光酒造場が醸す、安芸虎 雄町82%精米 純米酒。

 

これが安芸虎の従来の虎のラベル。

 

岡山県産備前赤磐雄町を82%の低精米で仕上げた純米酒。

 

白ワイン用のグラスで。

とても強い酒質で切れの良い辛口。

日本酒度は+10。

これは美味い、銀座の「まるごと高知」に買いに行くことにしよう。

 

気軽な赤ワインを抜栓。

ミッシェル・シャプティエ、ペイ・ドック、ルージュ、2022年。

 

パーカー100点満点を40回以上獲得している、フランス、ローヌの名門、ミッシェル・シャプティエがラングドックで造るデイリーワイン。

 

色合いは紫を帯びたガーネット。

プルーンやカシス、ダークチェリーの香り。

予想に反して濃い果実味と強いタンニン。

とてもデイリーワインを思えない素晴らしい出来栄えは、流石シャプティエ。

ぶどうは樹齢30~40年のグルナッシュとシラー、アルコール度数は14%と高い。

今年のお家飲み総集編の第一話でした。