六本木ヒルズから東京ミッドタウンのイルミネーションはしご鑑賞 & 日本酒試飲、福光屋、六本木 3 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

大学時代の友人と六本木で過ごす楽しい夜の続き。

「六本木ヒルズ」のスパニッシュ、『ビキニ・シス』でディナーとたっぷりのワインを楽しみ、けやき坂と66プラザのイルミネーションを鑑賞した後は、六本木交差点に向かう。


メトロハットはBMW仕様。

昔は”バイエルンの狼”が好きで、ミュンヘンにBMW本社を見に行ったことがある。

でも実際に買ったドイツ車はヤナセとのお付き合いから、真っ赤なアウディだった。

 

六本木通りを六本木交差点まで進み、左折。

 

向かったのは、「東京ミッドタウン」。

「六本木ヒルズ」のイルミネーションを観たので、「東京ミッドタウン」のイルミネーションもハシゴすることにしたのだ。

 

まずは、「ガレリア」へ。

 

立ち寄ったのは、加賀鳶の菰樽が積み上げられた場所。

 

ここは加賀鳶と福正宗の醸造元、石川県金沢市の「福光屋」のショップ。

ここでは美味い酒を有料試飲できていたのだが、何と止めてしまったとのこと。

 

それでも無料試飲をどうぞとのことで、遠慮なく飲ませてもらうことに。

最初の酒は、福正宗 純米吟醸 にごり酒 生。

二日前に発売になったばかりの冬季限定酒。

兵庫県産フクノハナを59%まで磨いて醸された酒。

微発泡で旨味が強く、日本酒度は-6だが酸があるので甘く感じない。

 

二種類目の酒も6日前に発売された冬季限定酒。

福正宗 壽蔵 初あげ しぼりたて 生・原酒 純米。

初あげは、2024BYに初蔵出しされる搾りたての酒。

(BY=酒造年度は、7月1日から6月30日。)

 

使用米は非開示、精米歩合は70%、アルコール度数は18%と高い。

フレッシュでガツンと来る美味さが堪らない。

 

三種類目の酒も二日前に発売されたばかりの冬季限定酒。

加賀鳶 極寒 純米 無濾過 生。

 

使用米は非開示、精米歩合は65%。

無濾過生だけあり、濃醇な美味しさ。

 

四種類目の酒は、またまた6日前に発売された冬季限定酒。

福正宗 壽蔵 初あげ しぼりたて 生・原酒 純米大吟醸。

 

素晴らしい吟醸香。

芳醇でありながら切れも兼ね備えた洗練された酒。

使用米は非開示、精米歩合は50%、アルコール度数は17%。

 

五種類目の酒は初めて見るもの。

能登半島地震で全壊した奥能登の鶴野酒造店の復興を支援するため、倒壊した蔵から運び出した酒米と酵母を用い、福光屋で共同醸造した酒。

鶴野酒造店と福光屋の頭文字をとり、”鶴と福”と命名。

2,300本限定の貴重な酒。

使用米は石川県産五百万石が88%、兵庫県産山田錦が12%で、精米歩合は50%。

これはグラスで大切に味わう。

 

六種類目、七種類目は、定番の純米吟醸の飲み比べ。

加賀鳶 純米吟醸 冷やおろし。

使用米は長野県産金紋錦80%、兵庫県産山田錦20%、精米歩合は60%。

加賀鳶 純米吟醸 生原酒。

使用米は石川県産五百万石100%、精米歩合は60%。

定番の酒も美味い。

 

気に入った酒を友人は2本、私も2本を購入。

なかなか楽しい試飲だった。

 

ガレリア内には、今日から始まったばかりのクリスマス・マルシェ。

(クリスマス・マルシェ:11月14日~12月25日)

 

アイス・リンクは8日後に開場。

今年のスポンサーはコーセー。

(コーセー・ミッドタウン・アイス・リンク:11月22日~2月24日)

 

ミッドタウン・ガーデンには今年も”光の散歩道”。

ここも今夜が初日。

(光の散歩道:11月14日~12月25日)

 

ここは”アンサンブルライツ”。

(アンサンブルライツ:11月14日~12月25日)

 

幻想的な雪の世界を表現した24万個のシャボン玉イルミネーション。

 

6分に一度、ミストやシャボン玉が吹き出される。

 

初日なのでまだ人が少ない。

 

オジサン二人でワイワイ写真を撮っている姿は決して美しいとは言えないが、楽しいことは楽しい。

 

ガーデンアーチを渡り、ガーデンテラスからガレリアへ。

 

最後に、安田侃氏の「意心帰」を撮影し、帰途に就く。

大学時代の友人と過ごす、六本木の楽しい夜でした。