大学時代の友人とのディナーはスパニッシュ、ビキニ・シス & けやき坂イルミネーション、六本木 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

11月のこと、大学時代の友人と「六本木ヒルズ」のスパニッシュ、『ビキニ・シス』で過ごす楽しい夜の続き。

 

オリーブ、シャルキュトリー、トマトサラダ、マイクロピンチョスの次は、きのこのアヒージョ。

 

今夜は一人が急に来れなくなったので、三人分の料理を二人で食べている。

たっぷりの量が嬉しい。

 

飲んでいるワインは、スペイン、カスティーリャ=ラ・マンチャ南部の銘醸地、ヴァルデペーニャスでフェリック・ソリスが造る、ヴィニャ・アルバリ、2023年。

ぶどうは、アイレン、ヴェルデホ、ソーヴィニヨン・ブラン。

 

インカの目覚め、エストレヤード。

エストレヤードは、フライドポテトにチョリソやフライドエッグを乗せて混ぜて食べるスペイン料理。

 

インカの目覚めって、こんなに美味しかったのかと嬉しい驚き。

 

白ワインを飲み干すと、赤ワインを抜栓。

 

白と同じく、スペイン、カスティーリャ=ラ・マンチャ南部の銘醸地、ヴァルデペーニャスでフェリック・ソリスが造る、ヴィニャ・アルバリ、クリアンサ、2017年。

 

しっかりした果実味とタンニンを持つミディアム・ボディ。

ぶどうは、テンプラニーリョ100%。

クリアンサはスペインのワイン規格で、24ヶ月以上熟成(内、6ヶ月以上は樽熟成)させたワイン。

 

イベリコ豚のグリル、シェリーソ-ス。

季節野菜のプランチャ。

 

イベリコ豚は旨味が強い。

プランチャは鉄板焼きのこと。

 

イベリコ豚にはテンプラニーリョが良く合う。

 

〆の料理はパエリアとフィデウアから選ぶことが出来る。

私はパスタで作るフィデウアより米のパエリアが好き。

バルセロナでもフィデウアは人気だが、私はどうしても好きになれなかった。

パエリアパンで届いたが、撮影忘れ。

お店の方が取り分けてくれた。

 

デザートはバスクチーズケーキ、生クリーム添え。

 

デザートにも、まだたっぷり残っている赤ワイン。

 

濃厚で美味い。

これも三皿届いたので、一個半ずつ分けていただく。

 

二人で三人分の料理を平らげたのでお腹はもういっぱい。

それにワインも飲み過ぎた。

店長さんに見送られ、満腹満足で店をあとにする。

 

「ウエストウォーク」を出ると、けやき坂イルミネーションを観に行く。

(けやき坂イルミネーション:11月7日~12月25日)

 

けやき坂のイルミネーションを東京タワーを背景に撮影できる陸橋の真ん中が人気のスポット。

早い時間の東京タワーはダイヤモンドヴェールだったが、何故か今は普通のライティングになっている。

 

実は先の写真はこんなに多くの人の頭越しに撮影している。

 

陸橋の東京タワーとは反対側には人が居ないので、道路まで写すことが出来る。

左側にはハイブランドショップが並び、右側の少し先には「グランドハイアット東京」。

 

陸橋からけやき坂に下りても、歩けないほどの人出。

 

アトリウムへ移動。

見上げると、森タワーが聳え立つ。

 

毛利庭園まで来ると、まだイルミネーションが始まっていないのでひっそりと静まり返っている。

ハート形のオブジェは、ジャン=ミシェル・オトニエル作、「Kin no Kokoro」。

背景には森JPタワーと東京タワー。

(毛利庭園イルミネーション:11月26日~12月25日)

 

友人に、「真実の口に手を入れてみて」、と撮影。

なかなか良いリアクション。

「ローマの休日のオードリーは綺麗だったね。相手役は誰だっけ」と友人。

「グレゴリー・ペックだよ」と私。

もちろん私達が生まれる前の映画だが、こんな話をしていると歳がばれてしまう。

 

66プラザに戻る。

今夜からここの樹々もイルミネーションで美しく彩られている。

(66プラザイルミネーション:11月14日~12月25日)

 

あと一週間余りでクリスマスマーケットも始まり、益々賑やかになる。

(クリスマスマーケット:11月23日~12月25日)

 

森タワーを背景に撮影。

ママンの脚も僅かに見えている。

大学時代の友人と過ごす、六本木の楽しい夜は続きます。