今日からまた時系列記事に戻ります。
6月のこと、ワインが入ったスーツケースを持って、何時ものホテルに向かう。
強い日差しが照り付け、6月初旬にしてもう盛夏の雰囲気。
今回もアーリーチェックイン。
正規のチェックイン時間より二時間も早いので、ロビーに人は少なく、レセプションに並ぶ必要もない。
ロビーの飾りが前回とは一新され、大きな花の絵が目を引く。
これらの作品は、三村あずさ氏の「フラワーズ」。
真ん中は「吉夢」、左は「涼」、右は「ガーベラ」。
この展示は、”池袋モンパルナス 回遊美術館”の催しの一環。
”かつて「池袋モンパルナス」と呼ばれた地域に集まった芸術家たちの精神を受け継ぎ、池袋周辺の区内各所で様々なアートイベントを開催する「池袋モンパルナス回遊美術館」。毎年5月に開催するほか、近年は秋にもイベントを行っています。東京芸術劇場をはじめとして、百貨店、大学、ギャラリーなど様々な場所がアート会場になります”とのこと。
部屋に荷物を置くと、彼女と待ち合わせの場所、KALDIに向かう。
コロナ以降、チーズの品揃えが少ない。
今回はペコリーノ・ロマーノを購入。
他には定番のハモンセラーノ、フレッシュ・オリーブ、パンダの杏仁豆腐。
干し無花果は別のお店でオーガニックの美味しいものを購入し、持参している。
続いて、フロプレステージュで料理二種を購入。
ポンパドウルでは、彼女の明日のブランチ用にホットドッグチリソース、キャベツいっぱいロースカツを、今夜と明日の私の朝食用にプチアンリシールとドゥリーブルを購入。
アジアン・フード・マーケットでは定番の蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ、牛肉のロースト中華風を購入。
新しい料理を見付けた。
鱚の油淋ソースを追加で購入。
肉料理はI.T.O.で。
伊藤ハムの経営なので、肉が美味い。
四種類ある極厚ハンバーグから、二種を選ぶ。
デザートは、イチゴのショートケーキの専門店、ファウンドリー。
説明書きをフムフム。
部屋に戻ると、彼女は料理を並べ、私は飲み物の準備。
シャンパーニュ用に持参したアイスバゲットに氷水を入れ、同じく持参したシャンパーニュグラスをスタンバイ。
シャンパーニュは保冷剤を詰めて持ってきているので、充分に冷えている。
今夜のシャンパーニュは、ローラン・ペリエ、ブリュット、ラ・キュヴェ。
まさにローラン・ペリエのスタイル、”フレッシュ”、”エレガント”、”素晴らしいバランス”を体現したシャンパーニュ。
瓶内熟成期間は48か月と極めて長い。
セパージュは、シャルドネ50%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ15%。
シャンパーニュのお供は、KALDIのフレッシュ・オリーブと私が持参したオーガニックの干し無花果。
この干し無花果が美味い。
コロナ前はKALDIにもあったのだが、今は入荷しなくなった。
前菜の盛り合わせ。
アジアン・フード・マーケットの、蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ。
フロプレステージュの、海老とブロッコリーのタルタルサラダ。
時間もワインも料理もたっぷりあるので、のんびりお話ししながら楽しむ。
彼女と過ごす、何時ものホテルでのまったりワインの楽しいステイは続きます。