昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミン旅の続き。
最終日の六日目、『クアン・ミン・カイ』でバン・カン・クア(蟹麺)を美味しく味わった後は、Grabの車を呼び、次の目的地に向かう。
向かったのは、「ヴィンコム・センター」。
中央が吹き抜けになった、大型のショッピングモールだ。
ここにもチョコレートの「マルゥ」のショップ。
目的の場所は、地下3階にある「ウィンマート」。
スーパーマーケットに来ると、どうしてもフルーツ売り場を見に行ってしまう。
左の大きな緑の柑橘は、AN's spaで出されたポメロ、日本ではザボン。
ここには香辛料や調味料が揃っている。
彼女は、ベトナム醤油、サーテー、ニョクマムと次々と買い物かごに入れていく。
私もここでニョクマムを選ぶ。
そしてフルーツフレーバーの塩も。
実は家で使っているハーブ塩はベトナム産。
同じメーカーの塩があったので、数種類を購入。
ここの買い物かごはヨーロッパによくあるタイプの、かご自体に車輪がついていて取っ手が伸びて引っ張るもの。
買い物を済ませると、『コン・カフェ』でひと休み。
タンディン教会前の『コン・カフェ』は現金のみだったが、ここはショッピングセンター内の店なので、クレカが使えた。
実は現金は既に使い果たし、持ち合わせが無いのだ。
〆の飲み物は、ココナッツコーヒー。
これがすっかりお気に入りとなってしまった。
カップの反対側の国旗を見ると、ここがベトナム社会主義共和国であることを再認識する。
この冷たいスムージーがとても美味い。
小一時間休んだあとは、洋服などを見て歩く。
店舗が大規模で、見て歩くだけで疲れてしまう。
吹き抜けの一番地下に、素敵なカフェを見付けた。
お店の名前は、「ルナム・ブティック」。
ソファー席は満席で、皆さん寛いでお話をしている。
撮影は控えたが、私たちのテーブルの周りでは数組の中年の男女が横並びで座り、肩を寄せ合ったり手を握り合ったり、ラブラブムード。
席から上を見上げると、トンボの翅の上は吹き抜けで遥か高いところにマスコット人形が吊り下げられている。
メニューを見てここの客の平均年齢が高い理由が分かった。
飲み物一杯の値段が、「コンカフェ」などに比べると2倍以上するのだ。
その分、座席はソファータイプでゆったりと配置され、雰囲気も良い。
彼女が注文した飲み物は、ベリー ピンク・ガヴァ ティー。
冷凍された果物がたっぷり入っているので、ゆっくり飲んでいても温まらない。
価格は税サ込みで、141,750VND(約851円)。
高級店と言っても、この価格でまったりできるのは嬉しい。
そして、シュークリーム・ミニ。
価格は、39,690VND(約238円)。
私の飲み物は、タマリンド ティー。
価格は、141,750VND(約851円)。
こちらにも冷凍フルーツがたっぷり。
お洒落と言えばお洒落だが、このカップは100円ショップで販売されているような代物。
気が付くと、ほとんど満席だった店内に残る客は私たちだけとなっていた。
帰国便は22時45分の出発なので、ホテルを19時に出発すればよい。
そこで、ここで1時間半のんびり話しながら過ごしていた。
Grabの車でホテルに戻ると、新しく買ったお土産をスーツケースに詰め、再びGrabの車でタンソンニャット国際空港に向かう。
この時間、出国者で空港は大混雑。
空港に着いてから出国審査を終えるまで、40分余り掛かってしまった。
無事、ラウンジに到着。
ほぼ満席だったが、何とかテーブルを確保。
民族衣装の展示が美しい。
深夜便なので夕食は出ない。
(羽田空港到着前に朝食が出されます。)
そこでラウンジで腹ごしらえ。
何だか茶系の食事となってしまった。
ワインは白ワイン、赤ワインが2種類ずつ。
赤は常温だったので、良く冷えた白を飲むことにする。
チリ、セントラル・ヴァレーのドラリ・クラシック、ソーヴィニヨン・ブラン。
同じくチリ、コルチャグア・ヴァレーのサン・マリノ、ソーヴィニヨン・ブラン、2022年。
白が2種類ともチリ産なのに、シャルドネではなくソーヴィニヨン・ブランなのが面白い。
炭水化物の〆は、フォー。
ベトナム最後のフォーが美味い。
食後の果物は、パッションフルーツ、モンキーバナナ、タンジェリン。
搭乗前にナイトキャップ。
バランタインをオンザロックスで。
お供は、パッションフルーツ。
搭乗時間となったので、ゲートに移動することとする。
羽田空港到着は、明日の早朝。
長々と続いた旅行記は、これにて終了。
彼女と過ごす、ホーチミンシティの楽しい旅でした。