今夜は友人たちと久し振りにメキシカン、サルシータ、広尾 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年9月のこと、友人たちと広尾のお店で待ち合わせ。

 

広尾橋交差点に来るのは久し振り。

 

広尾商店街入り口にある「ヴィノス・ヤマザキ」が閉店してしまっている。

と思ったが、帰りに店の張り紙を見ると、改装のため休業となっていた。

 

広尾橋交差点から有栖川公園方向に歩を進める。

突き当りのお店は、「ブーランジュリー・ブルディガラ」の本店。

 

この「ブルディガラ」が今年(2024年)の6月に「新丸ビル」に開業したのが、『ブルディガラ丸の内 ザ・レストラン』。

好きなフレンチで、何度か訪問している。

 

向かい側には、「ザ・セラー広尾」。

虎ノ門に本拠地を置き、虎ノ門、六本木、広尾に販売店を展開するワイン専門店。

 

開店時間となり照明が点いたので、階段を下り入店する。

ここは日本におけるメキシコ料理の第一人者、「メキシコ料理大全」の著者、森山光司さんのお店。

このお店を教えてくれたのは、ショーコさん。

 

店に入ると、死者の日の人形たちが迎えてくれる。

これを見ると、映画「リメンバーミー」を思い出す。

 

今夜の私たちのテーブルはお店の一番奥。

前回来た時もこのテーブルだった。

 

メンバーが揃い、メキシコのビールで乾杯。

今夜のメンバーは、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさん、そして私。

 

きゅーちゃんとちぃさんはコロナ・エクストラ。

ピエールロゼさんはテカテ。

私はドスエキス・アンバー、濃厚な黒ビール。

メキシコでも何時もドスエキスを飲んでいた。

 

ビールのお供は、チップス&サルサとグアカモレ・ディップ。

自家製トルティーヤ・チップスがたっぷりあるので、これだけで結構お腹が満たされてしまう。

 

アボカドを粗く潰して塩とライムで味付けしたディップ。

 

定番のサルサソース。

 

タコスは二種類を注文。

左側が、ポークカルニータス。

右側が、きのこ。

 

お供は三種のソース。

 

そして、4種のホットソース。

左から二本目は、『サルシータ』特製の激辛ソース。

 

私はきのこのタコスに、チョルーラのホットソースをかけていただく。

チョルーラはそれほど辛くないので私でも大丈夫。

 

にんにく唐辛子オイルで炒めた三種のきのこが入っている。

 

ビールの次の飲み物は、フローズンマルガリータをピッチャーで。

 

各自のグラスに濃厚なフローズンマルガリータを注ぐ。

 

四人で乾杯。

 

9月とはいえまだまだ残暑が厳しく、キンキンに冷たいフローズンマルガリータが嬉しい。

ここのはテキーラがたっぷり使われているので濃くて美味い。

でも酔いが回るのが早いので要注意。

 

ここで問題が発生。

食事の一番最後に出すように頼んでおいたメイン料理がサラダやシーフード料理よりも先に届いてしまう。

新しいフロアスタッフは経験が少ないようで、料理を出す順番に無頓着なようだ。

メイン料理は、鶏肉のモレポプラーノ。

 

4種類の唐辛子、ドライフルーツ、ナッツをベースに、チョコレートを加えたソースはメキシコの名物料理。

胸肉と腿肉が入っているので、私がそれぞれ四つに切り分ける。

 

これは『サルシータ』に来たら必ず食べる料理。

最高に美味い。

友人たちと過ごす、広尾の楽しい夜は続きます。