納涼シャンパーニュと純米大吟醸の会、麻布箪笥町 天涼庵、六本木一丁目 3 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年8月のこと、前夜に名古屋のなぎささんと福岡の遊歩さんと、表参道と丸の内でたっぷりシャンパーニュを飲んで少し二日酔いの午前。

 

銀座に泊まられているお二人を迎えに行く。

 

お二人をピックアップして向かったのは、六本木一丁目の『麻布箪笥町 天涼庵』。

今日はここで、”納涼シャンパーニュと純米大吟醸の会”を開催。

 

店内に入ると、大きなヒマラヤの岩塩が目に飛び込んでくる。

何時もはこの手前のカウンターで食事をしているが、今日は奥の個室を予約。

左の板さんは天麩羅担当。

右の板さんは鉄板焼き担当。

 

今日は、三つある個室のうちの一番奥、一番大きな部屋を予約しておいた。

 

部屋の中にはこんな日本酒が。

今日は十四代は飲まないが、他にも素晴らしい日本酒が揃っている。

 

メンバーが揃い、シャンパーニュで乾杯。

今日のメンバーは、名古屋のなぎささんと海の桜さん、福岡の遊歩さん、そしてお迎えするのは、しづちゃん、mayuさん、私。

 

抜栓したシャンパーニュは、G.H.マーテルが造る、シャンパーニュ、ポル・ジェス、ブリュット。

G.H.マーテルは1869年設立の老舗メゾン。

 

グレープフルーツやライチの香り。

フレッシュな果実味を活き活きとした酸が引き締める。

後味には軽いブリオッシュのニュアンス。

セパージュは、ピノ・ノワール55%、ピノ・ムニエ40%、シャルドネ5%。

 

前菜が届く。

 

皆さん箸袋の図柄に気が付き、お互いの絵を見せ合う。

葛飾北斎の富嶽三十六景で、各人の箸袋の絵が異なっている。

三十六景(実際には北斎は四十六図描いている)が揃っているのか一度お店の方に聞いてみようと思いながら、未だに聞いていない。

 

鮪、烏賊、独活の酢味噌和え。

 

海老と蕎麦豆腐。

 

天麩羅が届く。

海老とアスパラガス。

天つゆは二種、そして藻塩もある。

 

ここで、日本酒も飲み始めることに。

愛知県名古屋市の萬乗醸造が醸す、醸し人九平次 純米大吟醸 雄町 ソヴァージュ 2023年。

名古屋からなぎささんと海の桜さんが来られているので、まずは名古屋の酒を選んだ。

雄町を50%まで磨きこんで醸されている。

 

続く天麩羅は三種。

 

白鱚、穴子、蓮根。

 

続く酒は、奈良県桜井市の今西酒造が醸す、みむろ杉 純米大吟醸。

山田錦を50%まで磨きこみ、ご神体”三輪山”の伏流水で醸されている。

 

鉄板焼きが届く。

 

カウンター席だと目の前で焼いてくれる。

これは前回訪問した時の写真。

 

国産牛サーロインステーキ。

柔らかな肉には旨味が凝縮されている。

友人たちと過ごす、六本木一丁目の楽しい午後は続きます。