昨年7月のこと、丸の内のフレンチ・レストラン、『ブルディガラ・マルノウチ ザ・レストラン』で彼女と過ごす楽しい午後の続き。
ここは2024年6月2日に開業したばかりの新しいレストラン。
アントレ、スープのあとは、ポワソン。
熊本県産みやび鯛のポシェ。
みやび鯛は、天草で養殖されるブランド鯛で、旨味の素のアミノ酸の含有量が天然鯛の約三倍もあるのだそうだ。
ヴィアンド用に届いたカトラリーも、クチポール。
クチポールを使うお店でもヴィアンド用のナイフだけはラギオールというところが多いが、ここはクチポールで統一されている。
流石ブーランジュリーのレストラン、ヴィアンド用に新しいパンが届く。
ヴィアンドは、鴨胸肉のロースト。
ソースは、ピスタチオのソースと鴨のジュとエピスのソース。
白いのは桃のグリル。
ルッコラの下には、紫キャベツのペースト。
赤ワインとの相性も良い。
飲んでいるワインは、トスカーナのマンツェイ・フォンテルートリが造る、バディオラ、2019年。
鴨の焼き色が食欲をそそる。
この肉の厚みが嬉しい。
デセールは、マンゴーとメロンとパッションフルーツのアイスクリーム、ココナッツの泡。
アイスクリームの上には、冷凍したドラゴンフルーツ。
タピオカとタピオカのフライも添えられている。
食事の〆は、熱いコーヒー。
砂糖はラ・ペルーシュ。
インド洋に浮かぶフランス領レユニオン島のサトウキビ100%で作られるプレミアム・シュガー。
窓の外には東京駅丸の内駅舎。
近代と現代が同時並行で存在する、素晴らしい眺めだ。
ゆっくり食事をしていたので、最後の客となってしまった。
支配人とソムリエに見送られ、店をあとにする。
お隣のフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』もランチの営業を終えたようだ。
ここにもディナーの予約をいれている。
地下に下りると、「ポワン・エ・リーニュ」でパンのお買い物。
外は暑いので、ちょっと遠回りして地下道で次に向かったのは、エノテカ。
気に入ったワインを購入すると、ここからは丸の内仲通りを歩くことに。
真夏の猛暑日、道を歩く人はほとんどいない。
「東京ミッドタウン日比谷」のステップ広場に来ると、この暑い中、多くの人出。
約1,000個のかざぐるまでできた、かざぐるまガーデン。
入り口のウォーターミストが涼を誘う。
法被を着た人がずらりと並んでいる。
今から打ち水のイベントが行われるようだ。
館内でお買い物を済ませると、地下から日比谷アーケードに出て帰途に就く。
日比谷アーケードにあった「RINGO」は2024年1月16日に閉じてしまった。
そのあとに出来たお店は、焼きたてフィナンシェのお店、「ブール・ヴェリテ」。
フランス産発酵バターを使っているとのこと。
一度買ってみようと思う。
彼女と過ごす、丸の内、日比谷の楽しい午後でした。