今夜のディナーは国立新美術館で、ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ、六本木 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今朝のベランダ菜園の収穫。

 

赤唐辛子は14本。

これで今年の収穫は丁度700本。

ミニトマトは生っているものの大部分を収穫。

もう少し熟してから収穫したいところだが、流石に寒くなり実が熟さないまま落ちてしまうようになったので収穫。

12月になってもベランダ栽培で収穫できるとは、毎回書いているが日本の温暖化は着実に進んでいる。

 

6月のこと、彼女と六本木で待ち合わせ。

 

ここに来ると必ず撮影する、安田侃氏の作品、「意心帰」。

 

何時もはミッドタウンガーデンに出て緑の中を歩くのだが、彼女が日焼けしたくないというので、今日は地下道を進む。

 

向かったのは、「国立新美術館」。

 

六本木だと、羽田空港に向かう航空機の高度がとても低い。

 

黒川紀章氏が最後に設計した美術館のフォルムが美しい

 

美術館には傘を持って入館することはできない。

エントランスの正面には、広い傘の保管所がある。

 

今日のディナーの場所は、この逆コーンの構造物の上。

 

今は企画展が行われていないので、一階のカフェに客は少ない。

 

エレベーターで3階に上がり、今夜のレストラン、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』を撮影。

左に見えている橋を通ってレストランに渡る。

 

上から見ると、1階のカフェのテーブルが規則正しく並べられているのがわかる。

 

こちらはグッズの販売店。

常設の広い販売店は地下にある。

 

レストランサイドにいる酒巻マネジャーが手を振ってくれたが、彼女がお化粧直しの間こちらで待つとジェスチャーで伝える。

 

彼女が戻ると、橋を渡って店内に進む。

 

今夜も何時ものテーブル。

 

このセルヴィエットを見ると、何時ものことながら俄然食欲が湧いてくる。

パブロフの犬状態だ。

 

松尾支配人がシャンパーニュを持って現れる。

今夜のシャンパーニュも好きな銘柄。

イヴ・ジャック、ラ・キュヴェ・セレクション、ブラン・ド・ブラン。

イヴ・ジャックは、コート・デ・ブラン近郊のバイエに本拠地を置く、家族経営のメゾン。

 

素晴らしい泡立ち。

柑橘系の爽やかな香り。

口当たりはキリリと引き締まった辛口。

その後に豊かな熟成感、ブリオッシュや炒ったナッツのニュアンスが現れる。

やはり素晴らしいシャンパーニュだ。

 

ぶどうはシャルドネ100%。

使われているぶどうの収穫年は、2017年、2018年、2019年。

デゴルジュマンは、2022年3月25日。

ドサージュは、10g/ℓ。

 

バゲットが届く。

 

このバゲットが美味しく、食べ過ぎてしまうのが問題。

 

お供は、カレー風味の鶏のリエット。

これがまたバゲットによく合う。

 

彼女と過ごす、「国立新美術館」での楽しい夜は続きます。