5月のこと、ちぃさんと池袋で過ごす楽しい午後の続き。
フレンチ/イタリアンの『GINTO』でシャンパーニュ・ランチを楽しみ、「ENOTECA」でワイン診断を受けた後は、偶然見つけたお店、『ひかり』に入店。
ビルの中の半地下道を抜けた先に現れたのは、木造の一軒家。
お店の方が、「どうぞ靴のままお上がり下さい」と迎えてくれる。
居心地の良さそうなテラス席もある。
店内を通り抜け、テラス席に出る。
今日はシャンパーニュ、赤ワイン、ウイスキーを飲んでいるが、ビールは飲んでいない。
そこで、生ビールで乾杯。
ジャック・ダニエルのジョッキの中身はアサヒスーパードライ。
このグラス、四角いので飲みにくい。
取っ手が角に付いていればもっと飲みやすいのに、これはデザインミス。
一時間弱前までフレンチのフルコースを食べていたが、ビールには何かおつまみが欲しい。
どうやら居酒屋、いや異酒屋は土曜日限定のようだ。
鳥タレかつを注文。
”継ぎ足しのタレ+温玉で人気メニュー”なのだそうだ。
フォークで突いて温玉をパッカ~ン。
二人に取り分け。
これは美味い。
もう一品は、ごぼうの一本揚げ。
これを食べていると、日本酒を飲みたくなった。
美しい酒器で届く。
福井県永平寺町の黒龍酒造が醸す、黒龍 純米吟醸。
日本酒でも乾杯。
黒龍らしい端麗辛口の酒だ。
使用米は五百万石、精米歩合は55%。
飲んでいると小腹が空いてきた。
そこで〆に、カレーうどんを注文。
二つのカレーうどんが届く。
今日は明らかに食べ過ぎ。
ちぃさんのうどんは、夢辛カレーうどん。
メニューには”超激・激辛!要注意”と書かれている。
お店の方が「とても辛いですよ。半分の辛さにもできます」ということで、半分の辛さにしてもらう。
激辛が苦手な私は、大人のカレーうどん。
”ひかり創業からの夢旨”、”オリジナル配合のスパイスルーをお出汁と融合させた大人な辛旨!”とのこと。
日本酒を飲み干したので、辛いカレーうどんにはサントリー角のハイボール。
麺はシコシコの太平麺。
肉が結構入っている。
このカレーうどん、美味いが、かなり辛い。
ハイボールを飲み飲み食べ進む。
ちぃさんがお腹いっぱいということで、激辛が私の前に。
一口食べたら、口の中が火事になった。
これで半分の辛さとは、フルの辛さは殺人的だ。
あたしさんやnekonekoさんしか食べられないのでは、と思う。
何とか完食。
スープはもうこれ以上一口も無理。
辛いが旨みも濃厚で、癖になる美味しさだ。
満腹になり、店を出る。
帰りは東京芸術劇場の中を通り抜ける。
下向きに咲いた朝顔の花のように見えるが、これはワンピース。
ちぃさんと過ごす、食べ過ぎ飲み過ぎの楽しい池袋の午後でした。