5月のこと、ちぃさんと池袋のフレンチ/イタリアン、『GINTO』で過ごす楽しい午後の続き。
今日はシャンパーニュ・ランチ。
アペタイザー、スープに続き、アントレが届く。
鴨のエピセキャラメリゼ。
大きなマグレカナールの存在感が素晴らしく、アントレではなくヴィアンドなのではと思ってしまう。
オレンジとジュのソースが鴨によく合う。
飲んでいるシャンパーニュは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のバロン・フエシテが造る、ジャン・ド・ヴィラレ、グラン・レゼルヴ、ブリュット。
早くも二本目を抜栓。
ポワソンは、銀鱈のルロー、シードルソース。
身が柔らかい鱈をルローにするなんて、できるのだろうかと不思議に思う。
私の鱈は、少し身が崩れている。
ちぃさんの鱈はとても綺麗。
いつも思うのだが、レストランでは盛り付けが美しい方の皿は必ずと言ってよいほど女性に供される。
肉料理に合わせ、赤ワインをグラスで。
チリのウンドラーガがセントラル・ヴァレーで造る、コンセンティア、カベルネ・ソーヴィニヨン、2021年。
ウンドラーガはマイポ・ヴァレーに1885年に設立された、チリ最古のワイナリーのひとつ。
今ではチリの5つの銘醸地に、合わせて1,275haの自社畑を有する大手生産者。
フランボワーズやチェリーのふくよかな香り、果実味に綺麗に溶け込んだタンニンが心地よい。
ヴィアンドは、三重県産A5松阪牛のミニッツグリエ。
ソースは、シャリアピンソースのようだ。
サシがたっぷり入った松阪牛は、口の中で溶けてしまう美味しさ。
サシが強いので、美味しくてもこのくらいの量が丁度良い。
焼き立て石窯焼きオニオンパンが美味しいので、二個目。
やはり牛肉にはカベルネ・ソーヴィニヨンが良く合う。
ヴィアンドのあとは、二本目のシャンパーニュの最後の一杯。
やはりシャンパーニュは美味い。
デセールは、初花のブランマンジェ・トンカ、桜とチュイール・抹茶のシュトロイゼル。
トンカ豆のブランマンジェの上には、シュトロイゼル。
シュトロイゼルはクランブルのようなドイツ菓子。
桜のジュレを使ったチュイルが美しい。
食後はホットコーヒーでホッとひととき。
でも何故か、こんなお酒が。
コーヒーで〆のはずが、ちぃさんはハイボール、私はウイスキーをオンザロックスで。
ダブルで作ってもらったので、量もたっぷり。
今日もランチから飲み過ぎてしまった。
満腹満足で『GINTO』をあとにする。
ちぃさんと過ごす、池袋の楽しい午後は続きます。