3月末のこと、友人たちと目黒川でお花見の予定。
ところが前日になってもソメイヨシノの開花宣言が出ない。
昨年の今頃はもう満開を過ぎて花が散り始めていたのに、今年は異常に開花が遅い。
そこでお花見を諦め、元々花見後に訪問する予定だった居酒屋に集合場所を変更。
花見のあとに予定していたお店は、目黒駅前。
集合場所は、『赤まんま』。
赤まんまは、タデ科イヌタデ属のイヌタデの俗称。
小さな赤い花や赤い米粒のような実をつけるので、赤飯のようだということで赤まんまと呼ばれている。
地下に降りると、”酒と魚が美味い店”の立て看板。
店先に吊り下げられた杉玉を見ると、俄然日本酒を飲みたくなる。
ここは人気のお店で、今夜も満席の予約なのだそうだ。
今夜は、現役時代の先輩、後輩達、9人の会。
集合時間の15分前に到着したが、すでに三人が入店済み。
他のメンバーを待つ間に、瓶ビールで乾杯の予行練習。
集合時間の10分前には7人が集合し、今度は生ビールで乾杯の予行練習。
私以外誰もブログやインスタをやっていないので、乾杯も一瞬グラスを合わせるだけで撮影タイムをとってくれない。
結局5分前には全員が集合し、再度乾杯。
現役時代と同じく、皆さんパンクチュアル。
ここの生ビールは、ヱビス。
先輩の一人から、チョコレートでコーティングした柿の種の差し入れ。
これは美味い。
アルマニャックやマール、グラッパと合わせると楽しそう。
コーティングに使われているのはベルギーチョコレートなのだそうだ。
お通しは、わかめの酢の物。
料理は幹事さんにお任せ。
幹事さんが頼んでくれる料理が次々と届く。
いぶりがっこクリームチーズ。
菜の花からし和え。
撮影前にガバッと取られてしまった。
生ビールのあとは、日本酒。
今日の日本酒が書かれた黒板を見ながら銘柄を選ぶ。
9人がそれぞれ思い思いの銘柄を注文するので、お店のスタッフは大忙し。
それでも手際よくどんどん注いでくれる。
私の最初の酒は、栃木の鳳凰美田。
reinaさん、栃木の酒を選びましたよ。
栃木県小山市の小林酒造が醸す、鳳凰美田 純米大吟醸 無濾過本生。
山田錦を50%まで磨いて醸された、芳醇な純米大吟醸。
写真は、手元に引き寄せるため一口啜った後なので、少し酒が減っている。
ぎんだら西京焼き。
稚鮎天麩羅。
春の美味。
友人たちと過ごす、目黒の楽しい夜は続きます。