今夜のディナーはブーランジュリーで、ポワン・エ・リーニュ、その前にお買い物、丸の内 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

3月のこと、彼女と丸の内のお店で待ち合わせ。

その前に、丸の内仲通りでお買い物。

 

天気は良いが、ビルの谷間となっている丸の内仲通りを冷たい北風が吹き抜け、とても寒い。

 

まず向かったのは、「エノテカ」。

ところが”強風のためこのドアは締め切り”の表示。

寒い中、再び歩いてビルの正面玄関から入館し、ビルの中の通路から向かう。

 

ブルゴーニュのシャルドネとピノ・ノワールを購入したが、予想していた以上に値上がりが激しい。

5本購入するつもりだったが、4本で予算をオーバーしてしまった。

 

次に向かったのは、京都の一保堂茶舗。

定番の茶葉を購入。

 

丸の内仲通りには街灯に吊り下げられた花籠以外にも、所々に花壇がある。

クリスマスローズの花は紫だったと思うが、写真を見ると白く写っている。

 

「丸ビル」の花壇にも多くの花々。

丈の高い草は強い風に押し倒されている。

 

「マルチカ」に下ると、『サケ コレクティヴ&スピリッツ』で日本酒を購入。

 

時間になったので地下通路を通り、今夜のディナーのお店、「新丸ビル」の『ポワン・エ・リーニュ』に向かう。

 

ここはワインを楽しむことができるブーランジュリー。

看板には”BAR A PAIN”と書かれている。

 

ディナーの開始時間前に入店したので、一番乗り。

人気店で、オフィスアワーが終わったあとはすぐに満席となった。

 

ここはバーカウンター、ワインも色々揃っている。

この後ろがオープンキッチン。

 

ますは、スパークリングワインで乾杯。

 

CFGV(コンパニー・フランセーズ・デ・グラン・ヴァン)が造る、ルネ・ラ・フランス、ブリュット。

CFGVはタンク内二次発酵のシャルマ方式を開発した、ユージン・シャルマ氏が設立したスパークリングワイン・メーカー。

 

グレープフルーツ、レモン、青リンゴなどのフレッシュな香り。

果実味、酸、ミネラルのバランスの良い爽快なスパークリング。

ぶどうは、ユニ・ブラン。

 

一杯目は瞬殺。

パンが届いた時には、既に二杯目。

 

ここではパンは三種類が一つの籠に入って届く。

 

奥は、コンプレ40%、石臼挽き全粒粉40%の、サワー種で発酵させたカンパーニュ。

右は、バゲットオルヴァン、全粒粉20%のサワードゥバゲット。

左は、フィユ、北海道産小麦”はるゆたか”100%のリッチな角食パン。

 

前菜の盛り合わせが届く。

これは一人一皿。

 

プロシュート。

 

海老とアヴォカドのヴァカモレ、スモークサーモン、パテ・ド・カンパーニュ。

添えられているのは、ディル。

 

スパイシーチキンには煮詰めたバルサミコ。

ブッラータチーズには、トマトとイチゴ、上には竹炭塩が振りかけられている。

 

真ん中には、海老のマリネ。

 

彼女と過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。