丸の内の「丸の内ハウス」にある『欧風小皿料理 沢村』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
今夜のコース料理は、アンティパスト、プリモピアット、セコンドピアット、ドルチェ。
ゆっくり夜を楽しみたいので、プリモのあとに一品追加で注文。
トリッパのトマト煮込み。
柔らかく煮込まれたトリッパが美味い。
濃厚な赤ワインとの相性も良い。
飲んでいるワインは、イタリア、プーリア州のファタローネが造る、ジョイア・デル・コッレ、プリミティーヴォ、リゼルヴァ、2020年。
濃厚な果実味を持つ素晴らしいフルボディだ。
セコンドピアットが届く。
でもこれはイタリアンというより、フレンチ。
ヴィアンドと言った方がよさそうだ。
牛頬肉の赤ワイン煮込み。
フレンチで言えば、ブフ・ブルギニョン。
写真ではわかりにくいが、私の握りこぶしほどの大きさがある。
パンは三皿目。
今まではパン籠で届いたが、今回は何故か皿にのせて出された。
パン・ド・カンパーニュとクルミパン。
濃厚な赤ワインにベストマッチ。
とろりと煮込まれた牛頬肉が柔らかく、ナイフの自重で刃が通るほど。
今夜のパンで一番気に入ったのは、クルミパン。
ナッツが入ったパンは大好きだ。
私たちが入店したときはほとんど空席だったが、気が付くと店内は満席。
窓の外には広いテラス。
暖かくなればここで食事をするのも楽しそうだ。
寒い冬にテラスで食事をする人は居ないと思うが、ヒ-ターには火が点っている。
テーブル上をよく見ると、驚いたことに”RESERVED”の札が置かれている。
最後の一杯を惜しみながら味わう。
このプリミティーヴォ・リゼルヴァは今まで飲んだどのプリミティーヴォよりも美味しく、素晴らしいワインだった。
ドルチェが届く。
ロールケーキ、タルトタタンののアイス。
添えられているのはカシスのソース。
これもドルチェではなくデセールと呼んだ方が良さそう。
〆は熱いコーヒー。
外はすっかり夜の帳に覆われている。
”RESERVED”のテラス席にはまだ誰も来ていない。
『沢村』を出て館内を一巡り。
ここは蕎麦と日本酒の『ソバキチ』。
ここも一度は食べて飲んでみたいお店だ。
(既に訪問済です。)
「丸の内ハウス」に来ると、この化粧室を撮影してしまう。
蛍光グリーンのライトを使った化粧室は他に知らない。
MAO(佐藤真生)さんの「温泉うさぎ」を見ると、眠くなる。
お腹がいっぱいなので、丸の内仲通りを散策して帰ることにする。
真冬の夜の寒さの中でも、前撮りのカップル。
ここで5組もが撮影をしていた。
丸の内仲通りのイルミネーションが美しい。
新橋演舞場での”スーパー歌舞伎 ヤマトタケル”鑑賞、丸の内の『沢村』でのディナーと、彼女と過ごす素敵な一日でした。