今夜は時系列を飛び越えて1月の記事をアップ。
ご一緒した皆さんが記事を掲載されたので、私も急いで追従することに。
ちぃさんと六本木で待ち合わせ、向かったのは「東京ミッドタウン」。
ここに来ると安田侃氏の「意心帰」を撮影。
目的の場所は、ガレリアの中。
「福光屋」は石川県金沢市の酒蔵。
能登半島地震で被害を受けた石川県の酒蔵を少しでも応援するために、ここに来た。
店内には福光屋が醸す酒が並ぶ。
どの酒も美味しそうだが、東京で地震があるとこの酒瓶は大丈夫かと心配になる。
お店の方に聞くと、能登半島地震では備品が棚から落ちて壊れるなどの被害はあったものの、醸造設備や保管している酒に被害は無かったとのこと。
店内で買い物をする客の半分は、欧米系の訪日外国人。
冷蔵庫には美味しそうな生酒。
早速、飲み始めることにする。
選んだ酒は、加賀鳶 純米大吟醸 にごり酒 生 原酒。
純米大吟醸のにごり酒とは珍しい。
ちぃさんと乾杯。
兵庫県産山田錦を用い、精米歩合は50%。
日本酒度は+7、アルコール度数は16%。
おつまみに、ピーナッツと山椒味のそら豆を出してくれた。
グラスに注がれると、ふわっと吟醸香が漂う。
口開けなので、フレッシュなガス感が心地よい。
フルーティーな米の旨みを持ちながら、後味はキリリと引き締まった辛口。
飲みながら、目の前に並ぶ酒を眺める。
加賀鳶 純米大吟醸 千日囲い 錦絵ラベル。
兵庫県産山田錦を50%まで磨き、千日間低温熟成させた純米大吟醸。
「これは慶事のお祝いに使えるね」と二人で話すのも楽しい。
このエチケットは、江戸時代の加賀鳶の活躍を描いた歌舞伎、五代目尾上菊五郎により明治19年に初演された河竹黙阿弥の代表作、「盲長屋梅加賀鳶(めくらながやうめがかがとび)」の錦絵。
このスタイリッシュなボトルは、加賀鳶 いかづち 山廃仕込み 純米大吟醸。
兵庫県産山田錦を40%まで磨いて山廃で仕込んだ最高級の酒。
これは値段も最高。
二杯目の酒は、加賀鳶 山廃純米 超辛口 無濾過 生 原酒。
石川県産五百万石を65%まで磨き、山廃で仕込んだ酒。
日本酒度は+12もある辛口。
キレのある辛口でありながら、米の旨みもしっかり持つ素晴らしい酒だ。
出された肴は、とうふみそ漬。
とうふみそ漬はここで買うことができる。
今夜はこの後にパーティーがあるので、とうふみそ漬や生酒などの要冷蔵品は買えないのが残念。
日を改めて買いに来ることにしよう。
「福光屋」を出て1階に上がり、次の目的地に移動。
ガレリアから外苑東通りに出ると、既に陽が落ち樹々のイルミネーションが明るく輝く。
ちぃさんと過ごす、六本木の楽しい夜は続きます。